フウトウカズラ 風藤葛
Flora of Mikawa
コショウ科 Piperaceae コショウ属
中国名 | 风藤 feng teng |
英 名 | Kadzura pepper |
学 名 | Piper kadsura (Choisy) Ohwi |
花 期 | 4~6月 |
高 さ | つる性 |
生活型 | 常緑 |
生育場所 | 沿海地の林内 |
分 布 | 在来種 本州(関東地方南部以西)、四国、九州、沖縄、朝鮮、台湾 |
撮 影 | 田原市 05.4.10 |
コショウ属であるが、コショウの代わりにはならない。気根により岩や樹木を這ってよじ登り、うね状の隆起があり、まばらに短毛があって長さ10m以上に伸びる。葉は互生し、葉柄は長さ1~1.5㎝、ときに短毛があり、基部のものだけに鞘がある。葉身は長さ6~12㎝、幅3.5~7㎝の卵形~狭卵形、やや厚く革質、全縁、基部は心形~円形、ほぼ左右対象、先は鋭形~鈍形。葉形は地を這っているときは幅が広く、枝が伸びて這い上ると狭卵形になる。葉裏は脈上に普通、短毛があり、葉表は無毛、白色の盛り上がった腺が均等に散在する。側脈は5本、上部の1対は基部の上、約1.5㎝から上に伸び、網状脈は明瞭。雌雄異株。穂状花序は葉の反対側につき、長さ3~8㎝程度で細く、花には萼も花弁もない。雄花序は黄色、斜上し、長さ3~5.5(12)㎝、幅約2.5㎜。花序柄は長さ0.6~1.5㎝、花序軸には小剛毛がある。苞は黄色、円形、幅約1㎜、盾状、縁は不規則、外面は粗い白色の短毛があり、ほぼ無柄。雄しべは2~3個、花糸は短い。雌の穂状花序は葉身より短く、花序柄は葉柄とほぼ同長、花序軸や苞は雄花序と同様。子房は球形、明瞭。柱頭は3~4個、線形、短毛がある。果実は直径4~6㎜(実測)の球形の核果。秋の終わりから春まで橙色~褐黄色の実をつけている。核は粒コショウに似た直径約4㎜の球形。(Flora of China、実測補間)
オオバフウトウカズラは葉が長さ10㎝以上になり、葉裏に毛がある。
低木又は蔓性木、まれに草本又は小高木、芳香がある、茎は節で太くなり、外側の維管束は輪の中にあり、内側の束は1又は2列に散在する。前出葉(prophyll)があり、しばしば葉柄と±合着し、早落性、各節に明瞭な環状の托葉痕を作る。葉は互生し、毛がある。葉身は明瞭な羽状脈、側脈は弓なりに斜上し、かすかなはしご状の3次脈で結合する。花はほとんどが単性、雌雄異株、まれに雌雄同株又は両性、無柄(花序軸の表面につく)。花序は葉に対生、又はまれに頂生の穂状花序、まれに穂状花序が集まり、腋生の散形花序に見える。苞は白毛のあるフリンジがあり、小さく、ときに花序軸につき、しばしば盾状になる。雄しべは2(~6)本、普通、花序軸につき、まれに子房の基部につく。葯は2室、2~4裂する。子房は分離又はときに花序軸に埋もれる。胚珠は1個。柱頭は(2)3(~5)個。果実は核果、無柄(又は有柄)、しばしば赤色又は黄色、倒卵形~卵形~球形、又は倒卵形~くさび状倒卵形で側部が扁平、まれに楕円形、普通、(長円形)球形[P. auritumはピラミッド状の倒3稜形]。
世界に約1000(~2000)種があり、主に熱帯に分布する。
西インド諸島、中央アメリカ、南アメリカ原産。
2 Piper betle L. キンマ 蒟醤
カンボジア、ラオス、インドネシア、東ティモール、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、タイ、ベトナム原産。中国名は蒌叶 lou ye。中国、インドなどで薬用に栽培されている。ビンロウジ(ヤシ科のビンロウの実)と石灰をキンマの葉で包んで、噛みタバコのように噛む嗜好品とされ、キンマと呼ばれる。
3 Piper cubeba L.f. ヒッチョウカ 畢澄茄
マレーシア、インドネシア原産。英名はpiper cubeba , cubeb , tailed pepper , Java pepper。別名はクベバ。
果実が薬用、精油採取用に使われ、主にジャワ島とスマトラ島で育てられ、そのためにジャワ長胡椒とも呼ばれる。
4 Piper interruptum Opiz
台湾、インドネシア、フィリピン、太平洋諸島原産。中国名は疏果胡椒 shu guo hu jiao。
4-1 Piper interruptum Opiz var. multinervium C.DC.
中国名は多脈風藤。
5 Piper kadsura (Choisy) Ohwi フウトウカズラ 風藤葛
synonym Piper kadsura (Choisy) Ohwi var. macrophyllum
synonym Piper kadsura (Choisy) Ohwi var. boninense M.Mizush.
synonym Piper kadsura (Choisy) Ohwi f. macrophyllum (Nakai) M.Mizush.
本州(関東地方南部以西)、四国、九州、沖縄、朝鮮、台湾原産。中国名は风藤 feng teng。英名はKadzura pepper。
常緑蔓性木。気根により岩や樹木を這ってよじ登り、うね状の隆起があり、まばらに短毛があって長さ10m以上に伸びる。葉は互生し、葉柄は長さ1~1.5㎝、ときに短毛があり、基部のものだけに鞘がある。葉身は長さ6~12㎝、幅3.5~7㎝の卵形~狭卵形、やや厚く革質、全縁、基部は心形~円形、ほぼ左右対象、先は鋭形~鈍形。葉形は地を這っているときは幅が広く、枝が伸びて這い上ると狭卵形になる。葉裏は脈上に普通、短毛があり、葉表は無毛、白色の盛り上がった腺が均等に散在する。側脈は5本、上部の1対は基部の上、約1.5㎝から上に伸び、網状脈は明瞭。雌雄異株。穂状花序は葉の反対側につき、長さ3~8㎝程度で細く、花には萼も花弁もない。雄花序は黄色、斜上し、長さ3~5.5(12)㎝、幅約2.5㎜。花序柄は長さ0.6~1.5㎝、花序軸には小剛毛がある。苞は黄色、円形、幅約1㎜、盾状、縁は不規則、外面は粗い白色の短毛があり、ほぼ無柄。雄しべは2~3個、花糸は短い。雌の穂状花序は葉身より短く、花序柄は葉柄とほぼ同長、花序軸や苞は雄花序と同様。子房は球形、明瞭。柱頭は3~4個、線形、短毛がある。果実は直径4~6㎜(実測)の球形の核果。秋の終わりから春まで橙色~褐黄色の実をつけている。核は粒コショウに似た直径約4㎜の球形。花期は4~6月。
6 Piper kawakamii Hayata クラルフウトウカズラ
台湾、フィリピン原産。中国名は恒春胡椒 heng chun hu jiao。
7 Piper kwashoense Hayata カショウフウトウカズラ
台湾原産。中国名は绿岛胡椒 lu dao hu jiao。
8 Piper longum L. インドナガコショウ
中国、インド、マレーシア、ネパール、スリランカ、ベトナム原産。中国名は荜拔 bi ba。
9 Piper macropiper Pennant コウトウフウトウカズラ
synonym Piper arborescens Roxb. var. angustilimbum Quis.
synonym Piper arborescens Roxb.
太平洋諸島、オーストラア原産。
10 Piper methysticum G.Forst. カバ(カヴァ)
ミクロネシア、バヌアツ原産。英名はkava , kava pepper , kava-kava , kawa pepper。
乾燥根を粉状にして水に混ぜた泥水様の液体がカヴァ茶と呼ばれ、飲むとアルコールは含まないが、鎮静作用があり、酒に酔ったようになる。
11 Piper nigrum L. コショウ 胡椒
南西アジア原産。中国名は胡椒 hu jiao。英名はblack pepper , pepper , white pepper。世界中の熱帯で広く栽培されている。
蔓性木。節は明瞭に大きくなり、根を出し、無毛。葉柄は長さ1~2㎝、無毛。葉身は卵形~卵状長円形、まれに類円形、長さ10~15㎝×幅5~9㎝、厚く、±革質、無毛、基部は円形、普通わずかに斜め、先は鋭形、脈は5~7(~9)本、先の対は基部の上1.5~3.5㎝から生じ、互生し、他は基部につき、網状脈は明瞭。花は 雌雄混株(polygamous)、普通、雌雄同株。穂状花序は葉に対生し、長さは葉の長さ以下。花序柄は花柄の長さに近く、無毛。苞はへら状長円形、長さ3~3.5㎜×幅約0.8㎜、内側は花序軸につき、縁と広い、丸い先だけが分離、浅い円蓋形。雄しべは2本、子房の各側に1個ずつ。花糸は太く、短い。葯は腎形、。子房は球形。柱頭は3又は4個、まれに5個。核果は熟すと赤色、熟さず乾くと黒色になり、球形、直径3~4㎜、無柄。花期は6~10月。
12 Piper postelsianum Maxim. タイヨウフウトウカズラ 太陽風藤蔓
日本固有種(小笠原諸島)。
13 Piper retrofractum Vahl ヒハツモドキ
synonym Piper hancei auct. non Maxim.
中国、インド、インドネシア(ティモール)、マレーシア、フィリピン、タイ、ベトナム原産。中国名は假荜拔 jia bi ba。別名はジャワナガコショウ、サキシマフウトウカズラ、ヒハツ。沖縄で栽培されている(島胡椒)。
14 Piper sintenense Hatus. ウスバフウトウカズラ
synonym Piper arboricola auct. non C.DC.
台湾原産。中国名は小叶爬崖香 xiao ye pa ya xiang。
15 Piper taiwanense T.T.Lin et S.Y.Lu タイワンフウトウカズラ
台湾原産。中国名は台湾胡椒 tai wan hu jiao。
16 Piper umbellatum L. アオイゴショウ
synonym Pothomorphe subpeltata (Willd.) Miq.
台湾、カンボジア、インド、インドネシア、マレーシア、フィリピン、スリランカ、タイ、ベトナム、アフリカ、北~南アメリカ原産。中国名は大胡椒 da hu jiao。
Piper
Piper
Piper
Piper
オオバフウトウカズラは葉が長さ10㎝以上になり、葉裏に毛がある。
コショウ属
family Piperaceae - genus Piper低木又は蔓性木、まれに草本又は小高木、芳香がある、茎は節で太くなり、外側の維管束は輪の中にあり、内側の束は1又は2列に散在する。前出葉(prophyll)があり、しばしば葉柄と±合着し、早落性、各節に明瞭な環状の托葉痕を作る。葉は互生し、毛がある。葉身は明瞭な羽状脈、側脈は弓なりに斜上し、かすかなはしご状の3次脈で結合する。花はほとんどが単性、雌雄異株、まれに雌雄同株又は両性、無柄(花序軸の表面につく)。花序は葉に対生、又はまれに頂生の穂状花序、まれに穂状花序が集まり、腋生の散形花序に見える。苞は白毛のあるフリンジがあり、小さく、ときに花序軸につき、しばしば盾状になる。雄しべは2(~6)本、普通、花序軸につき、まれに子房の基部につく。葯は2室、2~4裂する。子房は分離又はときに花序軸に埋もれる。胚珠は1個。柱頭は(2)3(~5)個。果実は核果、無柄(又は有柄)、しばしば赤色又は黄色、倒卵形~卵形~球形、又は倒卵形~くさび状倒卵形で側部が扁平、まれに楕円形、普通、(長円形)球形[P. auritumはピラミッド状の倒3稜形]。
世界に約1000(~2000)種があり、主に熱帯に分布する。
コショウ属の主な種と園芸品種
1 Piper aduncum L. キダチゴショウ西インド諸島、中央アメリカ、南アメリカ原産。
2 Piper betle L. キンマ 蒟醤
カンボジア、ラオス、インドネシア、東ティモール、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、タイ、ベトナム原産。中国名は蒌叶 lou ye。中国、インドなどで薬用に栽培されている。ビンロウジ(ヤシ科のビンロウの実)と石灰をキンマの葉で包んで、噛みタバコのように噛む嗜好品とされ、キンマと呼ばれる。
3 Piper cubeba L.f. ヒッチョウカ 畢澄茄
マレーシア、インドネシア原産。英名はpiper cubeba , cubeb , tailed pepper , Java pepper。別名はクベバ。
果実が薬用、精油採取用に使われ、主にジャワ島とスマトラ島で育てられ、そのためにジャワ長胡椒とも呼ばれる。
4 Piper interruptum Opiz
台湾、インドネシア、フィリピン、太平洋諸島原産。中国名は疏果胡椒 shu guo hu jiao。
4-1 Piper interruptum Opiz var. multinervium C.DC.
中国名は多脈風藤。
5 Piper kadsura (Choisy) Ohwi フウトウカズラ 風藤葛
synonym Piper kadsura (Choisy) Ohwi var. macrophyllum
synonym Piper kadsura (Choisy) Ohwi var. boninense M.Mizush.
synonym Piper kadsura (Choisy) Ohwi f. macrophyllum (Nakai) M.Mizush.
本州(関東地方南部以西)、四国、九州、沖縄、朝鮮、台湾原産。中国名は风藤 feng teng。英名はKadzura pepper。
常緑蔓性木。気根により岩や樹木を這ってよじ登り、うね状の隆起があり、まばらに短毛があって長さ10m以上に伸びる。葉は互生し、葉柄は長さ1~1.5㎝、ときに短毛があり、基部のものだけに鞘がある。葉身は長さ6~12㎝、幅3.5~7㎝の卵形~狭卵形、やや厚く革質、全縁、基部は心形~円形、ほぼ左右対象、先は鋭形~鈍形。葉形は地を這っているときは幅が広く、枝が伸びて這い上ると狭卵形になる。葉裏は脈上に普通、短毛があり、葉表は無毛、白色の盛り上がった腺が均等に散在する。側脈は5本、上部の1対は基部の上、約1.5㎝から上に伸び、網状脈は明瞭。雌雄異株。穂状花序は葉の反対側につき、長さ3~8㎝程度で細く、花には萼も花弁もない。雄花序は黄色、斜上し、長さ3~5.5(12)㎝、幅約2.5㎜。花序柄は長さ0.6~1.5㎝、花序軸には小剛毛がある。苞は黄色、円形、幅約1㎜、盾状、縁は不規則、外面は粗い白色の短毛があり、ほぼ無柄。雄しべは2~3個、花糸は短い。雌の穂状花序は葉身より短く、花序柄は葉柄とほぼ同長、花序軸や苞は雄花序と同様。子房は球形、明瞭。柱頭は3~4個、線形、短毛がある。果実は直径4~6㎜(実測)の球形の核果。秋の終わりから春まで橙色~褐黄色の実をつけている。核は粒コショウに似た直径約4㎜の球形。花期は4~6月。
6 Piper kawakamii Hayata クラルフウトウカズラ
台湾、フィリピン原産。中国名は恒春胡椒 heng chun hu jiao。
7 Piper kwashoense Hayata カショウフウトウカズラ
台湾原産。中国名は绿岛胡椒 lu dao hu jiao。
8 Piper longum L. インドナガコショウ
中国、インド、マレーシア、ネパール、スリランカ、ベトナム原産。中国名は荜拔 bi ba。
9 Piper macropiper Pennant コウトウフウトウカズラ
synonym Piper arborescens Roxb. var. angustilimbum Quis.
synonym Piper arborescens Roxb.
太平洋諸島、オーストラア原産。
10 Piper methysticum G.Forst. カバ(カヴァ)
ミクロネシア、バヌアツ原産。英名はkava , kava pepper , kava-kava , kawa pepper。
乾燥根を粉状にして水に混ぜた泥水様の液体がカヴァ茶と呼ばれ、飲むとアルコールは含まないが、鎮静作用があり、酒に酔ったようになる。
11 Piper nigrum L. コショウ 胡椒
南西アジア原産。中国名は胡椒 hu jiao。英名はblack pepper , pepper , white pepper。世界中の熱帯で広く栽培されている。
蔓性木。節は明瞭に大きくなり、根を出し、無毛。葉柄は長さ1~2㎝、無毛。葉身は卵形~卵状長円形、まれに類円形、長さ10~15㎝×幅5~9㎝、厚く、±革質、無毛、基部は円形、普通わずかに斜め、先は鋭形、脈は5~7(~9)本、先の対は基部の上1.5~3.5㎝から生じ、互生し、他は基部につき、網状脈は明瞭。花は 雌雄混株(polygamous)、普通、雌雄同株。穂状花序は葉に対生し、長さは葉の長さ以下。花序柄は花柄の長さに近く、無毛。苞はへら状長円形、長さ3~3.5㎜×幅約0.8㎜、内側は花序軸につき、縁と広い、丸い先だけが分離、浅い円蓋形。雄しべは2本、子房の各側に1個ずつ。花糸は太く、短い。葯は腎形、。子房は球形。柱頭は3又は4個、まれに5個。核果は熟すと赤色、熟さず乾くと黒色になり、球形、直径3~4㎜、無柄。花期は6~10月。
12 Piper postelsianum Maxim. タイヨウフウトウカズラ 太陽風藤蔓
日本固有種(小笠原諸島)。
13 Piper retrofractum Vahl ヒハツモドキ
synonym Piper hancei auct. non Maxim.
中国、インド、インドネシア(ティモール)、マレーシア、フィリピン、タイ、ベトナム原産。中国名は假荜拔 jia bi ba。別名はジャワナガコショウ、サキシマフウトウカズラ、ヒハツ。沖縄で栽培されている(島胡椒)。
14 Piper sintenense Hatus. ウスバフウトウカズラ
synonym Piper arboricola auct. non C.DC.
台湾原産。中国名は小叶爬崖香 xiao ye pa ya xiang。
15 Piper taiwanense T.T.Lin et S.Y.Lu タイワンフウトウカズラ
台湾原産。中国名は台湾胡椒 tai wan hu jiao。
16 Piper umbellatum L. アオイゴショウ
synonym Pothomorphe subpeltata (Willd.) Miq.
台湾、カンボジア、インド、インドネシア、マレーシア、フィリピン、スリランカ、タイ、ベトナム、アフリカ、北~南アメリカ原産。中国名は大胡椒 da hu jiao。
参考
1) Flora of ChinaPiper
http://www.efloras.org/florataxon.aspx?flora_id=2&taxon_id=125531
2) Flora of North AmericaPiper
http://www.efloras.org/florataxon.aspx?flora_id=1&taxon_id=125531
1) Flora of ChinaPiper
http://www.efloras.org/florataxon.aspx?flora_id=2&taxon_id=125531
2) Jepson eFlora: Taxon pagePiper
http://ucjeps.berkeley.edu/eflora/eflora_display.php?tid=23256