フクド
Flora of Mikawa
キク科 Asteraceae ヨモギ属
別 名 | ハマヨモギ |
中国名 | 滨艾 bin ai |
学 名 | Artemisia fukudo Makino |
花 期 | 9~11月 |
高 さ | 30~90㎝ |
生活型 | 2年草 |
生育場所 | 河口の塩湿地 |
分 布 | 在来種 本州(愛知県以西)、四国、九州、朝鮮、中国、台湾 |
撮 影 | 渥美 06.11.18 |
分布域は近畿地方以西としている図鑑もあるが、愛知県が東限にあたる。愛知県では分布は東三河に限られ、絶滅危惧ⅠB類に指定されている。
塩湿地性で、満潮時に潮につかるような場所に生える。全体に白い短毛が生え白緑色で、全草からメロンに似たかなり強い香りがする。根生葉は断面が半円形の柄につき、2~3回掌状に深裂する。裂片の先は幅約2㎜のほぼ扁平、表面の中央がややくぼむ。茎葉は互生。側枝が多数輪になって、上に伸び、円錐花序に多数の頭花をつける。頭花の長さは約5㎜。頭花の周囲に雌性花、中心部に両性花がつく。総苞は長さ3~5㎜。総苞片は3~4列、縁が乾膜質。痩果は長さ1.2~2㎜。花期には根生葉は残らないが、近くに葉だけの新しい株が見られる。2n=16
塩湿地性で、満潮時に潮につかるような場所に生える。全体に白い短毛が生え白緑色で、全草からメロンに似たかなり強い香りがする。根生葉は断面が半円形の柄につき、2~3回掌状に深裂する。裂片の先は幅約2㎜のほぼ扁平、表面の中央がややくぼむ。茎葉は互生。側枝が多数輪になって、上に伸び、円錐花序に多数の頭花をつける。頭花の長さは約5㎜。頭花の周囲に雌性花、中心部に両性花がつく。総苞は長さ3~5㎜。総苞片は3~4列、縁が乾膜質。痩果は長さ1.2~2㎜。花期には根生葉は残らないが、近くに葉だけの新しい株が見られる。2n=16