ヒメシャラ 姫沙羅
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Flora of Mikawa
ツバキ科 Theaceae ナツツバキ属
英 名 | Japanese stewartia, tall stewartia |
学 名 | Stewartia monadelpha Sieb. et Zucc. |
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
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
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
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花 期 | 5~6月 |
果 期 | 9~10月 |
[高 さ | 10~15m |
生活型 | 落葉高木 |
生育場所 | 山地 |
分 布 | 在来種(日本固有種) 本州(神奈川県~近畿地方)、四国、九州 |
撮 影 | 豊田市 06.6.17 |
庭木にはよく用いられるが、自生のものが見られるところは少ない。
幹は若木のうちは灰色だが、成長するに従い樹皮が薄く剥がれ、次第に淡赤褐色、平滑になる。ねじれるような独特の枝ぶりである。葉は互生し、長さ5~8㎝の長楕円形~楕円形、先が尖り、鋸歯縁。葉質は柔らかく、やや葉表に光沢があり、葉裏にも光沢がある。葉裏の脈上に毛があり、脈腋に毛叢がある。花は直径約2㎝、白色の5弁花。雄しべ多数。花糸が中間部で合着して筒状になる。雄しべの基部は花弁と合着して、花も筒状になり、離弁花であっても合弁花のように咲いたままの形で落ちる。花の基部に2個の目立つ苞がある。蒴果は幅約1㎝の先が尖った卵形、熟すと先が5裂する。種子は扁平な卵形、縁にやや広い翼がある。
ナツツバキは花が直径約5㎝。葉も長さ約10㎝になる。
トチュウヒメシャラは葉の両面に毛が多い東海地方特産の品種であり、岡崎市の茅原沢神明宮社叢などで見られるものである。
ヒコサンヒメシャラは樹皮が細かく剥がれ、幹に横縞があることが多い。花が直径約4㎝とヒメシャラよりやや大きい。果実や種子も大きい。
幹は若木のうちは灰色だが、成長するに従い樹皮が薄く剥がれ、次第に淡赤褐色、平滑になる。ねじれるような独特の枝ぶりである。葉は互生し、長さ5~8㎝の長楕円形~楕円形、先が尖り、鋸歯縁。葉質は柔らかく、やや葉表に光沢があり、葉裏にも光沢がある。葉裏の脈上に毛があり、脈腋に毛叢がある。花は直径約2㎝、白色の5弁花。雄しべ多数。花糸が中間部で合着して筒状になる。雄しべの基部は花弁と合着して、花も筒状になり、離弁花であっても合弁花のように咲いたままの形で落ちる。花の基部に2個の目立つ苞がある。蒴果は幅約1㎝の先が尖った卵形、熟すと先が5裂する。種子は扁平な卵形、縁にやや広い翼がある。
ナツツバキは花が直径約5㎝。葉も長さ約10㎝になる。
トチュウヒメシャラは葉の両面に毛が多い東海地方特産の品種であり、岡崎市の茅原沢神明宮社叢などで見られるものである。
ヒコサンヒメシャラは樹皮が細かく剥がれ、幹に横縞があることが多い。花が直径約4㎝とヒメシャラよりやや大きい。果実や種子も大きい。