ヒメシラスゲ 姫白菅
Flora of Mikawa
カヤツリグサ科 Cyperaceae スゲ属
中国名 |
柔果薹草 rou guo tai cao |
学 名 | Carex mollicula Boott. |
果 期 | 5~7月 |
高 さ | 15~30㎝ |
生活型 | 多年草 |
生育場所 | 山地の林内、湿った場所、草地 |
分 布 | 在来種 北海道、本州、四国、九州、朝鮮、中国、台湾 |
撮 影 | 豊田市(足助町) 13.5.22 |
シラスゲに似ていてやや小形。匐枝を出して増える。基部の鞘は淡褐色。葉は幅4~8㎜と広く、柔らかく、脈が目立つ。茎頂に、小穂を3~6個、固まってつける。小穂の柄は普通、ほとんどない。先端の雄小穂は雌小穂に隠れるほど小さい。雌小穂は長さ1.5~3㎝、幅4~5㎜の円柱形。果胞は長い嘴がつき、長さ3~4㎜。鱗片は先が鋭く、果胞より明瞭に小さい。果実は長さ約1.8㎜の倒卵形、頂部に短い曲がった嘴がある。柱頭は3岐。
シラスゲは雌小穂がやや離れてつき、長く、短い柄があり、垂れ下がる。ただし、雌小穂が短く、垂れ下がらないこともある。鱗片が果胞とほぼ同長。
シラスゲは雌小穂がやや離れてつき、長く、短い柄があり、垂れ下がる。ただし、雌小穂が短く、垂れ下がらないこともある。鱗片が果胞とほぼ同長。