ヒメオウバイ 姫黄梅

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Flora of Mikawa

モクセイ科 Oleaceae ソケイ属

中国名 矮素馨 ai su xin
英 名 dwarf jasmine
学 名 Jasminum parkeri Dunn
ヒメオウバイ花
ヒメオウバイ花2
ヒメオウバイ蕾
ヒメオウバイ幹
ヒメオウバイ
ヒメオウバイ花序
ヒメオウバイ咢
花 期 1~3月
高 さ 20~30㎝
生活型 常緑低木
生育場所 栽培種
分 布 帰化種 インド原産 
撮 影 豊橋市(のんほいパーク)  19.3.4
ソケイ属の栽培種。盆栽に使われる。写真はヒメオウバイと名札があったが、大型であり、萼片も長く、ヒメオウバイでなく、オウバイと思われる。ヒメオウバイの萼は小さい。
 ヒメオウバイは常緑低木、矮性、平伏し、ドーム形になり、高さ20~30㎝、細く、岩の斜面や石垣に乱雑に広がり又は垂れ下がる。茎は密集し、分枝し、屈曲し、いぼがあり、木質。小枝は緑色、条線があり、ざらつく。葉は互生、托葉は無く、葉柄があり、羽状複葉、小葉は3~5個、奇数羽状、長さ7~15㎜。葉軸や葉柄には狭い翼がある。葉柄は長さ2~4㎜、小葉は類無柄、倒卵形、無毛、厚い皮革質、全縁、基部は楔形、先は微突形。頂小葉は側小葉より長く、側小葉は長さ3~4㎜×幅2~3㎜。頂小葉は長さ3~6㎜×幅2~3㎜、脈は不明瞭。花は黄色、腋生又は頂生の集散花序につき、長さ1.9~2.2㎝。小花柄は長さ1~3㎜、無毛。萼は緑色、長さ2~3㎜、萼片は5個。萼片は線形、無毛、緑色。花冠は明るい黄色、筒形、5裂する。花冠筒部は長さ13~14㎜、花冠裂片は長さ8~9㎜、長楕円形~卵形。雄しべは2個、花冠筒部の中間につく。子房は上位、2心皮、合成心皮、2室、各室に1胚珠、丸い。花柱は長さ1.5㎝、糸状。柱頭は棍棒形。果実は液果、楕円形、直径3~4㎜、無毛、光沢がある。花期は1~3月。