ヒメキンセンカ 姫金盞花
Flora of Mikawa
キク科 Asteraceae キンセンカ属
別 名 | ホンキンセンカ、フユシラズ、フユザキキンセンカ |
英 名 | field marigold |
学 名 | Calendula arvensis L. |
花 期 | ほぼ通年 |
高 さ | 10~20㎝ |
生活型 | 1年草 |
生育場所 | 道端、草地 |
分 布 | 帰化種 ヨーロッパ、地中海沿岸原産 |
撮 影 | 幸田町 11.3.24 |
よく園芸用に栽培されている一般的なキンセンカ( Calendula officinalis L.)は標準和名をトウキンセンカ(唐金盞花)といい、多数の品種があり、舌状花が長く、頭花の直径が4cmより大きくなる。標準和名のキンセンカはこのうちのCalendula
officinalis L. var. subspathulata Miq.を指す。
ヒメキンセンカはキンセンカより古く渡来したといわれている。花壇によく植えられ、農地のような民家から離れた場所でも見られる。茎はやや横に這って広がり、稜があり、くも毛及び腺毛がある。葉は互生し、長さ7㎝以下の披針形、低い鋸歯があり、無柄。頭花は直径2~3㎝、黄色~橙色。舌状花は雄性、頭花の周囲につく。筒状花は両性。総苞片は長さ0.5~1㎝、腺毛がある。舌状花の長さは総苞片の長さの2倍以下。頭花は果時には下向きになる。痩果は冠毛がなく、強く曲がり、背に多数の突起がある。2n= 18, 36, 44。
ヒメキンセンカはキンセンカより古く渡来したといわれている。花壇によく植えられ、農地のような民家から離れた場所でも見られる。茎はやや横に這って広がり、稜があり、くも毛及び腺毛がある。葉は互生し、長さ7㎝以下の披針形、低い鋸歯があり、無柄。頭花は直径2~3㎝、黄色~橙色。舌状花は雄性、頭花の周囲につく。筒状花は両性。総苞片は長さ0.5~1㎝、腺毛がある。舌状花の長さは総苞片の長さの2倍以下。頭花は果時には下向きになる。痩果は冠毛がなく、強く曲がり、背に多数の突起がある。2n= 18, 36, 44。