ヒメイズイ 姫萎蕤
Flora of Mikawa
キジカクシ科 Asparagaceae アマドコロ属
[別 名] | ヒメアマドコロ |
中国名 | 小玉竹 xiao yu zhu |
英 名 | dwarf Solomon's seal |
学 名 | Polygonatum humile Fisch. ex Maxim. |
花 期 | (4)5~6月 |
高 さ | 20~50㎝ |
生活型 | 多年草 |
生育場所 | 山野、海岸 |
分 布 | 在来種 北海道、本州、(中部地方以北)、九州、朝鮮、中国、ロシア |
撮 影 | 豊橋市(植栽) 15.4.21 |
キジカクシ科は旧分類のユリ科から分割された。
根茎は円柱形、長くて細く、幅 (2)3~5㎜、 節間も長い。茎は直立し、長さ(8)25~50㎝、無毛、中部以上に稜がある。葉は互生し、7~9(11)個つき、葉柄は非常に短い。葉身は長さ(4)5.5~8.5㎝、幅1.5~4 4㎝、長楕円形~卵状披針形、葉裏に羽毛があり、基部は鈍形、先は鋭形、鈍端。花は葉腋に1(~2)個ずつ、下垂する。苞は無い。花柄は長さ0.8~1.3㎝。花被は筒状に合着し、長さ1.5~1.7㎝、白色、先は緑色、浅く6裂し、裂片は長さ約2㎜。花糸は長さ約3㎜、やや扁平、疣状突起が密にある。葯は長さ約3㎜。子房は長さ約4㎜。花柱は長さ1.1~1.3㎝。果実は液果、直径8~9㎜の球形、青黒色に熟し、種子が5~6個入る。2n = 20, (22, 30, 31)。
アマドコロ Polygonatum odoratum は根茎が太く、甘味がある。茎は6本の稜があって角張り、上半部が弓状に曲がる。葉はほとんど柄がなく、長さ5~10㎝、幅2~5㎝の長楕円形。葉裏は粉白緑色。花が1~2個ずつ葉脇について垂れ下がる。花被は白色、長さ1.5~2㎝、筒状の鐘形、先が6裂し、裂片は淡緑色、長さ約3㎜。花糸は花被の筒部に合着し、微細な突起がある。葯は長さ約4㎜。液果は直径7~10㎜、青黒色に熟し、種子が7~9個入る。2n=20
根茎は円柱形、長くて細く、幅 (2)3~5㎜、 節間も長い。茎は直立し、長さ(8)25~50㎝、無毛、中部以上に稜がある。葉は互生し、7~9(11)個つき、葉柄は非常に短い。葉身は長さ(4)5.5~8.5㎝、幅1.5~4 4㎝、長楕円形~卵状披針形、葉裏に羽毛があり、基部は鈍形、先は鋭形、鈍端。花は葉腋に1(~2)個ずつ、下垂する。苞は無い。花柄は長さ0.8~1.3㎝。花被は筒状に合着し、長さ1.5~1.7㎝、白色、先は緑色、浅く6裂し、裂片は長さ約2㎜。花糸は長さ約3㎜、やや扁平、疣状突起が密にある。葯は長さ約3㎜。子房は長さ約4㎜。花柱は長さ1.1~1.3㎝。果実は液果、直径8~9㎜の球形、青黒色に熟し、種子が5~6個入る。2n = 20, (22, 30, 31)。
アマドコロ Polygonatum odoratum は根茎が太く、甘味がある。茎は6本の稜があって角張り、上半部が弓状に曲がる。葉はほとんど柄がなく、長さ5~10㎝、幅2~5㎝の長楕円形。葉裏は粉白緑色。花が1~2個ずつ葉脇について垂れ下がる。花被は白色、長さ1.5~2㎝、筒状の鐘形、先が6裂し、裂片は淡緑色、長さ約3㎜。花糸は花被の筒部に合着し、微細な突起がある。葯は長さ約4㎜。液果は直径7~10㎜、青黒色に熟し、種子が7~9個入る。2n=20