ヒキオコシ 引き起こし

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Flora of Mikawa

シソ科 Lamiaceae ヒキオコシ属

別 名 エンメイソウ 延命草
中国名 毛叶香茶菜 mao ye xiang cha cai
学 名 Isodon japonicus (Burm.f.)H.Hara
ヒキオコシ花
ヒキオコシ花2
ヒキオコシ花3
ヒキオコシ花4
ヒキオコシ果実
ヒキオコシ茎
ヒキオコシ
ヒキオコシ花横
ヒキオコシ分果
ヒキオコシの紅葉
ヒキオコシの紅葉
花 期 8~10月
高 さ 50~100㎝
生活型 多年草
生育場所 山地の林縁、林内
分 布 在来種  北海道(西南部)、本州、四国、九州、朝鮮、中国
撮 影 新城市  03.8.9
健胃薬として知られ、別名はエンメイソウという。
 全体に白っぽい印象を受け、茎などに白毛が密生する。葉は対生し、長さ5~15㎝の長楕円形、長さ0.5~2㎝の葉柄がある。花冠は毛が密生し、長さ約5㎜の唇形、淡青紫色。上唇は4裂し、中央に濃色の斑点がある。下唇は舟形に突き出る。雄しべは4個、うち2個は短い。柱頭は2裂する。花には雄しべが花冠から突き出る花と雌しべが突き出る花の2形がある。萼は短毛が密生し、先が5裂して萼歯がほぼ同長。果実は長さ2.5~3㎜、4分果、萼筒に包まれて熟す。分果は長さ約1.6㎜、頭部に腺点がある。秋には黄色に紅葉し、冬には地上部は枯れる。2n=24