ヒゲナガスズメノチャヒキ 髭長雀の茶挽
Flora of Mikawa
イネ科 Poaceae スズメノチャヒキ属
別 名 | オオスズメノチャヒキ |
中国名 | 硬雀麦 ying que mai |
英 名 | ripgut brome, ripgut grass |
学 名 | Bromus rigidus Roth Bromus diandrus Roth var. rigidus (Roth) Sales |
花 期 | 5月 |
高 さ | 40~70㎝ |
生活型 | 1、2年草 |
生育場所 | 道端、荒地 |
分 布 | 帰化種 ヨーロッパ、北アフリカ、西アジア原産 |
撮 影 | 西尾市 12.5.5 |
大正時代の初めに移入し、戦後、全国に広がっている。和名の由来は芒が長いことから。
茎は直立し、叢生する。全体に白緑色、赤色を帯びることもある。葉は両面に白色の軟毛が生え、幅3~5㎜、葉先は舟形。葉舌は長さ3~4㎜、膜質。葉鞘は軟毛があり、円筒形。花序は2~5個の枝を半輪生し、枝先に1~2個の小穂をつけ垂れ下がる。花軸には上向きの白毛が密生する。小穂は扁平、長さ3~5㎝(芒を除く)で、6~8個の小花からなる。第1苞頴は長さ16~18㎜、第2苞頴は長さ22~25㎜。小花の護穎は長さ25~30㎜、縁が膜質、先端が2深裂し、長さ4~6㎝の芒がある。内頴は薄膜質。果実は長さ約13㎜の線形、茶褐色、腹面が窪み、先端に毛がある。2n= 42, 56, 70
アレチノチャヒキは苞頴が小さく、第1苞頴は長さ約9㎜、第2苞頴が長さ約14㎜。芒も短く、長さ2~3㎝。
ウマノチャヒキは小穂が小さく、長さ12~15㎜。第1苞頴は長さ6.5~7㎜、第2苞頴は長さ 8~9㎜、芒の長さ10~15㎜。
茎は直立し、叢生する。全体に白緑色、赤色を帯びることもある。葉は両面に白色の軟毛が生え、幅3~5㎜、葉先は舟形。葉舌は長さ3~4㎜、膜質。葉鞘は軟毛があり、円筒形。花序は2~5個の枝を半輪生し、枝先に1~2個の小穂をつけ垂れ下がる。花軸には上向きの白毛が密生する。小穂は扁平、長さ3~5㎝(芒を除く)で、6~8個の小花からなる。第1苞頴は長さ16~18㎜、第2苞頴は長さ22~25㎜。小花の護穎は長さ25~30㎜、縁が膜質、先端が2深裂し、長さ4~6㎝の芒がある。内頴は薄膜質。果実は長さ約13㎜の線形、茶褐色、腹面が窪み、先端に毛がある。2n= 42, 56, 70
アレチノチャヒキは苞頴が小さく、第1苞頴は長さ約9㎜、第2苞頴が長さ約14㎜。芒も短く、長さ2~3㎝。
ウマノチャヒキは小穂が小さく、長さ12~15㎜。第1苞頴は長さ6.5~7㎜、第2苞頴は長さ 8~9㎜、芒の長さ10~15㎜。