ハンショウヅル 半鐘蔓

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Flora of Mikawa

キンポウゲ科 Ranunculaceae センニンソウ属

学 名 Clematis japonica Thunb.
ハンショウヅルの花
ハンショウヅルの花拡大
ハンショウヅルの花の中
ハンショウヅルの葉裏
ハンショウヅル
ハンショウヅルの葉
ハンショウヅルの蔓
花 期 5~6月
高 さ つる性
生活型 半低木
生育場所 山野の林縁
分 布 在来種(日本固有種) 本州、九州
撮 影 本宮山  03.5.26
和名の由来は花の形が半鐘に似ていることから。
 葉は対生し、3出複葉。小葉は長さ3~10㎝。葉柄は長さ6~12㎝、葉柄が巻いてからみつく。葉腋から出る長い花柄の先に下向きに花をつける。花は紅紫色の鐘形。花弁に見えるのは、萼片で、花弁はない。萼片は長さ2.5~3㎝、質が厚く、毛が多く、表面が暗赤紫色、捲れ上がった縁は白色。雄しべは多数、花糸は扁平、軟毛を密生する。果実(痩果)は長さ約6㎜、花柱が約3㎝に伸びて白色の長い羽根状の毛となり、果実が熟すと風で散布される。