ハイマツ 這松

mark

Flora of Mikawa

マツ科  Pinaceae マツ属

中国名 偃松 yan song
英 名 Siberian dwarf pine, Japanese stone pine
学 名 Pinus pumila (Pall.) Regel
ハイマツの雄花
ハイマツの雌
ハイマツの果実
ハイマツの枝
ハイマツ
ハイマツ葉
花 期 6~7月
高 さ 1~2m
生活型 常緑低木
生育場所 高山の尾根
分 布 在来種  北海道、本州(中部以北)、朝鮮、中国、モンゴル、ロシア
撮 影 乗鞍岳 08.8.20
シベリアなど寒冷地に広く分布する。尾根など風当たりが強いところでは這い、主幹がはっきりしない。
 幹は黒褐色、薄く剥がれる。葉は針状葉が5個ずつつく、5葉性である。葉はやや太く、長さ4~8㎝、断面は三角形、縁に微鋸歯がある。葉の側面に白緑色の気孔帯がある。雌雄同株。雄花は新枝の基部に多数つき、雌花は新枝の先端に1~4個つく。球果は長さ3~6㎝の惰円形、褐色、開花した翌年の秋に熟す。種鱗の間に2個ずつ種子が入り、熟しても種鱗は開かない。種子は長さ8~10㎜の卵形、翼はない。
 エゾハイマツは幹が立ち上がるものを指し、別種に分類されることもあるが、現在は同種として分類されるのが普通。