グラジオラス・イタリクス

mark

Flora of Mikawa

アヤメ科 Iridaceae グラジオラス属

英 名 Italian gladiolus , field gladiolus , common sword-lily
学 名 Gladiolus italicus Mill.
グラジオラス・イタリクスの花序
グラジオラス・イタリクスの花
グラジオラス・イタリクスの花2
グラジオラス・イタリクスの雌しべ
グラジオラス・イタリクス
グラジオラス・イタリクス苞
グラジオラス・イタリクス葉
花 期 3~4月
高 さ 50~100㎝
生活型 多年草
生育場所 園芸種
分 布 外来種  ヨーロッパ、南西アジア、北アフリカ原産
撮 影 浜名湖ガーデンパーク  21.4.21
グラジオラス・イタリクスはアヤメ科グラジオラス属の春咲きの栽培種。カリフォルニアの道端で野生化している。多数の園芸品種がある。
 高さ50~100cm。球茎は薄皮があり、直径約20mm。薄皮は繊維状。茎は普通、1本、単純。葉は3~5個つき、穂状花序の基部に±達する。葉身は平ら、披針形、ときに狭披針形、幅8~22mm。穂状花序は花が6~16個。仏炎苞は不等長、外側の仏炎苞は長さ30~40(~50)mm、内側の花被片は外側の花被片の長さの1/2~2/3倍。花は芳香がなく、弱く2列生。花被筒は斜めの漏斗形、長さ10~12mm。花被片はピンク色~薄紫色、外側の3花被片に狭い白色の縞を中央にもち、不等形、背側の花被片は長さ45~50mm×幅約16mm。内側の側花被片は約・長30mm×幅8mm。外側の3花被片は約5mm合着し、外側の側花被片は長さ約25mm、外側の中央花被片は長さ約20mm。花糸は長さ約12mm。葯は長さ約15mm。花柱の枝は葯の先の高さで対生し、枝は長さ約2.5mm。蒴果は球形、直径10~12㎜。種子は球形、又は軽く角(かど)があり、直径2~3mm。花期は4~5月。

>