ゲンペイクサギ 源平臭木

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Flora of Mikawa

シソ科 Lamiaceae クサギ属

別 名 カリガネカズラ、ゲンペイカズラ
中国名 龙吐珠 long tu zhu
英 名 bagflower , bleeding glory-bower , bleeding-heart-vine , glorytree
学 名 Clerodendrum thomsoniae Balf.f.
ゲンペイクサギの花序
ゲンペイクサギの花序2
ゲンペイクサギの花
ゲンペイクサギの花2
ゲンペイクサギ
ゲンペイクサギ葉
花 期 6~9月
高 さ 3~7m
生活型 常緑低木、つる性木
生育場所 栽培種
分 布 帰化種 アフリカ西部(カメルーン、ザイール、ガーナ、マリ、ナイジェリア、セネガル、シエラレオネ)原産
撮 影 西尾市  18.6.29
ゲンペイクサギはシソ科クサギ属の常緑低木又は小高木。観賞用に栽培される。日本には明治中期に渡来した。耐寒性は低く、植物園の温室ではよく見かけられる。小株でも開花し、鉢花として売られている。
 常緑低木、高さ3~7m。つる性木、絡みつき、長さ3~7mになる。茎は不明瞭な4稜形、微軟毛がある。托葉は無い。葉は対生、長さ5.2~14㎝×幅2.7~7㎝、楕円形~披針形、紙質、先は尖鋭形、基部は鈍形~円形、縁は全縁~離れた波状縁、上面は微軟毛があり、暗緑色、小托は無い。下面は微軟毛があり、淡緑色、多数の点があり、脈は目立つ。葉柄は長さ1~2.8㎝、溝があり、微軟毛がある。花序は腋生、二出集散花序。苞は小さく、錐形。萼は多少、つぼ形、長さ1.5~2.5㎝、白色、微軟毛がある。萼片は披針形又は楕円状披針形基部で合着し、先は尖鋭形。花冠は赤色又は深紅色、高杯形、長さ約2㎝、筒部は細く、裂片は円形。花糸はピンク色、花冠の長さの2倍、花柱はピンク色、花糸と同長。果実は核果、萼に覆われ、長さ2~3㎝、球形又は扁球形、長さ幅ともに10~14㎜、光沢のある黒色、2裂する。種子は長楕円形。花期は6~9月。
品種) 'Variegatum' (v) 葉に白斑