フタバムグラ 双葉葎

mark

Flora of Mikawa

アカネ科 Rubiaceae フタバムグラ属

中国名 白花蛇舌草 (bai hua she she cao)
学 名 Hedyotis diffusa (Willd.) Roxb.
フタバムグラの花
フタバムグラの花
フタバムグラの花
フタバムグラ果実
フタバムグラ托葉
フタバムグラ
フタバムグラ葉表
フタバムグラ葉裏
フタバムグラ種子
花 期 8~10月
高 さ 10~30cm
生活型 1年草
生育場所 田の畔、畑
分 布 在来種   本州、四国、九州、沖縄、アジア
撮 影 蒲郡市形原町    02.9.14
薬草として用いられる。水田の小さな雑草。
 茎は円柱形で、根元から分岐して斜上する。葉は対生し、長さ1~3㎝、幅1~4㎜の線形、縁に短毛がある。托葉は膜質、合着し、短い鞘状になり、先が数裂する。花は葉腋に1~2個つき、花柄は長さ1~3㎜。花冠は淡紅色~白色、直径約2㎜、先が4又は5裂する。萼の先は花冠と同数に浅裂し、萼裂片は三角状披針形で、開出する。蒴果は直径約4㎜の球形。種子は長さ約0.3㎜。
 花柄が5~8㎜と長いものは別種のナガエフタバムガラであるが、中間型のものもある。
 帰化種のタマザキフタバムグラは托葉が合着し、縁に数個の刺がある。花は葉腋に小さな散房花序をつけ、花序に1~5個の花をつける。蒴果も小さく、直径約2㎜。
 海岸の岩場に生えるソナレムグラは葉の幅が広く、5~12㎜の広卵形。