エゾトリカブト 蝦夷鳥兜
Flora of Mikawa
キンポウゲ科 Ranunculaceae トリカブト属
別 名 | ブシ、テリハブシ、ウスバトリカブト |
学 名 | Aconitum sachalinense F.Schmidt subsp. yezoense (Nakai) Kadota Aconitum yezoense Nakai |
花 期 | 8~9月 |
高 さ | 1~2m |
生活型 | 多年草 |
生育場所 | 低地、高山 |
分 布 | 在来種(日本固有種) 北海道(中部地方) |
撮 影 | 北海道 01.8.26 |
猛毒で知られるトリカブト類の中でも特に毒性が強いことで知られている。知床周辺では普通に見られる。
多年草。高さ1~2m。茎は斜上又は直立する。葉は五角形、掌状に3全裂~深裂する。中部の葉は3全裂し、1次裂片の基部が小葉状になる。側小葉がさらに2全裂~深裂し、5小葉に見えるものもあり、縁に鋸歯がある。頂小葉や上部の小葉には短い小葉柄がある。花柄には粗面屈毛がある。上咢片の嘴は短い。花弁の舷部は幅が広い。雄しべの花糸に毛が散生する。2n=32。花期は8~9月。
類似のカラフトブシは裂片が深く再分裂し、裂片の基部が明瞭に小葉柄状になる。上咢片の嘴はやや長い。花柄には粗面屈毛がある。
オクトリカブトは札幌以南、本州中部以北に分布する。葉の切れ込みが浅い。花柄に屈毛がある。雄しべの花糸に毛が散生する。
ヤマトリカブトは本州(中部以北)に分布する。花柄に屈毛があり、上咢片の嘴はやや長い。雄しべの花糸に毛が散生する。花弁の距は渦巻状。
多年草。高さ1~2m。茎は斜上又は直立する。葉は五角形、掌状に3全裂~深裂する。中部の葉は3全裂し、1次裂片の基部が小葉状になる。側小葉がさらに2全裂~深裂し、5小葉に見えるものもあり、縁に鋸歯がある。頂小葉や上部の小葉には短い小葉柄がある。花柄には粗面屈毛がある。上咢片の嘴は短い。花弁の舷部は幅が広い。雄しべの花糸に毛が散生する。2n=32。花期は8~9月。
類似のカラフトブシは裂片が深く再分裂し、裂片の基部が明瞭に小葉柄状になる。上咢片の嘴はやや長い。花柄には粗面屈毛がある。
オクトリカブトは札幌以南、本州中部以北に分布する。葉の切れ込みが浅い。花柄に屈毛がある。雄しべの花糸に毛が散生する。
ヤマトリカブトは本州(中部以北)に分布する。花柄に屈毛があり、上咢片の嘴はやや長い。雄しべの花糸に毛が散生する。花弁の距は渦巻状。