ダールベルグデージー  
[別名] カラクサシュンギク(唐草春菊)、ディッソディア、ティモフィラ
[英名] Dahlberg daisy , golden fleece , bristleleaf pricklyleaf
[学名] Thymophylla tenuiloba (DC.) Small
Dyssodia tenuiloba (DC.) B.L. Rob.
キク科 Asteraceae   ティモフィラ属
三河の植物観察
ダールベルグデージーの花
ダールベルグデージーの蕾
ダールベルグデージー総苞
ダールベルグデージー冠毛
ダールベルグデージー葉
ダールベルグデージー
ダールベルグデージー2
ダールベルグデージー痩果
 園芸品種がよく植えられるようになり、逸出が見られる。年々、増加している。テキサス州、メキシコ原産であり、暑さや乾きに強い。
 葉は細く羽状に深裂する。黄色の直径約15㎜の頭花を長い枝先につける。周囲の舌状花は8~13個程度、中央の筒状花は多数。痩果は長さ3~4㎜の細いくぎのような形、黒色、有毛。冠毛は下半部に幅があり、褐色を帯びる。
 ゴールデンドーンという園芸品種がある。
[花期] 5~10月
[高さ] 20~40㎝
[生活型] 1年草
[生育場所] 園芸品種、民家近く
[分布] 帰化種 中央アメリカ原産
[撮影] 蒲郡市 12.5.23

 ティモフィラ属

  family  Asteraceae - genus  Thymophylla

 1年草、多年草、亜低木、又は低木、高さ(1~)5~30㎝。茎は直立又は広がり、又は傾伏し、基部から分枝し、又はほぼ全体に分枝する。葉は茎葉、対生又は互生、葉柄は有又は無。葉身はしばしば羽状分裂し、葉身や裂片はへらkぁ多~線形~糸状、最終の縁は全縁又は歯があり、面は無毛又はクモ毛、灰白軟毛、羊毛状の毛、微軟毛、又は綿毛がある (基部はわずかに剛毛状の縁毛があり、葉身や縁近くに油腺が散在する)。頭花は普通、放射状頭花(radiate)、ときに中心小花頭花(discoid)又は輻射型頭花(radiant) 、単生する。副咢(calyculi )は0又は1~8個のデルタ形~線形の小苞(油腺をもつ)。総苞は鐘形~倒円錐形、直径2~7㎜。総苞片は宿存、8~13(~22)個、2列につき (長さの2/3~7/8が強く合着する、例外はT. aureaとT. pentachaeta var. belenidium)、普通、油腺をもつ。花托は凸面、平滑、又は穴があり、パレアは無い。周辺小花は普通、 5, 8, 13,又は 21個、雌性、稔性、花冠は普通、黄色~橙色、まれに白色。中心小花は16~100+個、両性、稔性、花冠は黄色~橙色、筒部はほぼ円筒形ののど部より短い。花冠裂片は5個、デルタ形。痩果は倒ピラミッド形、倒円錐形、又は円筒状こん棒形、無毛又はまばらに小剛毛がある。冠毛は宿存し、コロニラ形(coroniform)又は10(~20) 個の分離の鱗片 (各鱗片はギザギザ又は1~5芒があり、又は5~9本の基部が合着した剛毛である)。 x = 8。
 世界に約13種あり、USA南西部、メキシコに分布する。.


 ティモフィラ属の主な種

 1  Thymophylla tenuiloba (DC.) Small  カラクサシュンギク 唐草春菊
   synonym Dyssodia tenuiloba (DC.) B. L. Rob. 
   synonym Hymenatherum tenuilobum DC.
   synonym Thymophylla tenuiloba var. tenuiloba
 メキシコ、USA(テキサス州)原産。中国名は拟鼠麴草 ni shu qu cao。英名はDahlberg daisy , golden fleece , bristleleaf pricklyleaf。別名はダールベルクデージー。民家近くに逸出。
 1年草(まれに、短命の多年草)。高さ20~40㎝。無毛又はまばらに微細剛毛がある。茎は傾伏~直立。葉はほとんどが互生(ときに、下部の1~3節で対生)。葉身は普通、細く羽状に深裂し、全体が長さ12~28㎜、裂片は7~15個、線形~糸状、しなやか(var. wrightii.はほとんど分裂しない)。副咢(calyculi )は3~8個のデルタ形~錐形の小苞、長さは総苞片の長さの1/2以下。総苞は倒円錐形、長さ5~7㎜。総苞片は12~22個、外側の縁は明瞭に長さが1/5以下、外面は無毛又は微細剛毛がある。周辺小花は10~21個、花冠は黄橙色、花弁は長さ4~10㎜×幅1.5~3㎜。中心小花は50~100+個。花冠は黄色、長さ2.5~4.5㎜(周辺は±左右相称のものもある)。痩果は長さ2~3.5(~4)㎜、細いくぎのような形、黒色、有毛。冠毛はギザギザの鱗片又は芒のある鱗片、長さ0.7~3.5㎜、褐色を帯びる。花期は5~10月。
品種) 'Golden Dawn'

1-1 Thymophylla tenuiloba (de Candolle) Small var. tenuiloba
 英名はDahlberg daisy, golden fleece
 葉は7~15裂。冠毛は10~12個、3~5本の芒のある長さ2~3.5㎜の鱗片、。 2n = 16, 24, 32, 40。花期は早春~晩秋。

1-2 Thymophylla tenuiloba (de Candolle) Small var. texana (Cory) Strother
 葉は7~15裂。冠毛は5~10個、披針形~粘る鱗片、長さ0.5~1.2㎜、全てギザギザのある鱗片か又は1~3個が1本の芒がある鱗片。2n = 16。花期は春~秋。

1-3 Thymophylla tenuiloba (de Candolle) Small var. treculii (A. Gray) Strother
 葉は7~15裂。冠毛は5個、倒披針形、長さ0.8~1.1㎜のギザギザの鱗片があり、不等長の1本の芒のある長さ2.5~3㎜の鱗片が5個、互生する。. 2n = 32, 40。花期は張る~晩秋。.

1-4 Thymophylla tenuiloba (de Candolle) Small var. wrightii (A. Gray) Strother
 葉は線形、へら形。普通、全縁、まれに1~5個の歯状の裂片がある。冠毛は10~12個、不等長の長さ3㎜以下の芒のある鱗片。花期は春。


 参考

1) GRIN
  Thymophylla  
http://www.narc.gov.jo/gringlobal/taxonomygenus.aspx?id=12120
2) Flora of North America
 Pseudognaphalium  
http://www.efloras.org/florataxon.aspx?flora_id=1&taxon_id=127088
3)Thymophylla tenuiloba - Plant Finder
 Thymophylla tenuiloba  
https://www.missouribotanicalgarden.org/PlantFinder/PlantFinderDetails.aspx?taxonid=277616&isprofile=0&

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