ブラキスコメ・グラミネア
Flora of Mikawa
キク科 Asteraceae ヒメコスモス属
別 名 | 宿根ヒメコスモス(宿根姫秋桜)、姫小菊(ヒメコギク)、ブラキスコメ、ブラキカム、 |
中国名 | 姬小菊 ji xiao ju |
英 名 | grass daisy |
学 名 | Brachyscome graminea (Labill.) F.Muell. synonym Brachyscome angustifolia A.Cunn. ex DC |
花 期 | 4~11月 |
高 さ | 20~70㎝ |
生活型 | 多年草 |
生育場所 | 栽培種 |
分 布 | 外来種 オーストラリア(ニューサウスウェールズ州、南オーストラリア州、タスマニア州、ビクトリア州)原産 |
撮 影 | 西尾市 21.3.15 |
ブラキスコメ・グラミネアはヒメコスモス属(ブラキスコメ属)の園芸品種。ヒメコスモス属の和名のヒメコスモスはあまり使われず、ブラキカムの名で流通している。ヒメコスモス属(ブラキスコメ属)は主にオーストラリアに分布し、1年草と多年草があり、広く栽培され、ハイブリッド品種も多い。ヒメコスモスは1年草のBrachyscome iberidifoliaを指し、ブラキスコメ・グラミネアは多年草である。学名は以前はBrachyscome angustifoliaとされていたが、現在はBrachyscome gramineaである。写真は品種のチェリッシュ(Cherish)。
多年草、直立~斜上、高さ70㎝以下。匍匐茎を出す。無毛又は様々な腺毛がある。葉は根生葉と茎葉、主に狭倒卵形、やや線形、長さ2~16㎝×幅0.1~1㎝、全縁、多肉質でないか又はやや多肉質、無毛又は腺毛を散生し、先は鋭形、葉柄は無い。頭花は直径約2㎝、総苞(head)は直径8~17mm。花序柄(頭花の柄:peduncle)は糸状、葉から突き出る。総苞片は狭楕円形、鈍形、緑色、腺があり、細かい歯がある。周辺小花は白色又はモーブ色(藤色:mauve)。舌部(ligule)は長さ6~9mm。中心小花は5裂。雄しべは5本。痩果は倒卵形~広倒卵形、長さ1.6~2.4mm、縁と側面は膨れ、褐色、長い2列の腺毛があり、粘る。冠毛は無いか又は少数の不明瞭な剛毛。花期は4~11月(オーストラリア:10~5月)。
多年草、直立~斜上、高さ70㎝以下。匍匐茎を出す。無毛又は様々な腺毛がある。葉は根生葉と茎葉、主に狭倒卵形、やや線形、長さ2~16㎝×幅0.1~1㎝、全縁、多肉質でないか又はやや多肉質、無毛又は腺毛を散生し、先は鋭形、葉柄は無い。頭花は直径約2㎝、総苞(head)は直径8~17mm。花序柄(頭花の柄:peduncle)は糸状、葉から突き出る。総苞片は狭楕円形、鈍形、緑色、腺があり、細かい歯がある。周辺小花は白色又はモーブ色(藤色:mauve)。舌部(ligule)は長さ6~9mm。中心小花は5裂。雄しべは5本。痩果は倒卵形~広倒卵形、長さ1.6~2.4mm、縁と側面は膨れ、褐色、長い2列の腺毛があり、粘る。冠毛は無いか又は少数の不明瞭な剛毛。花期は4~11月(オーストラリア:10~5月)。