ボタンイチゲ 牡丹一華
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Flora of Mikawa
キンポウゲ科 Ranunculaceae イチリンソウ属
別 名 | ハナイチゲ、アネモネ |
中国名 | 欧洲银莲花 ou zhou yin lian hua |
英 名 | poppy anemone, lilies of the field ,windflower |
学 名 | Anemone coronaria L. |
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花 期 | 3~5月 |
高 さ | 20~40(60)㎝ |
生活型 | 多年草 |
生育場所 | 山麓の林縁、草地 |
分 布 | 帰化種 ヨーロッパ(ギリシャ、イタリア、フランス、スペイン)、アフリカ(アルジェリア、エジプト、チュニジア)、アジア(キプロス、イラン、イラク、イスラエル、ヨルダン、レバノン、シリア、トルコ) |
撮 影 | 豊橋市 16.3.23 |
地中海沿岸原産の栽培種。花色の異なる園芸種も多く、一重花や二重花があり、一般的な園芸種はDe Caen (single)とSt. Brigid
(double)である。
根茎があり、ほぼ球形~扁球形の塊茎をつくる。葉はすべて根生し、2回3出複葉。花茎は直立し、高さ20~40(60)㎝。苞は葉状、3(4)個、輪生し、総苞状になり、深裂する。花は上向きに単生し、放射相称、直径3~8㎝、青色、赤色、白色、中心部の雄しべ、雌しべ群は暗色~黒色になる。花弁は無い。萼片は花弁状で、(5)6~8(多数)個。植物体は花後に休眠状態になる。雄しべは多数。雌しべ多数。果実は痩果、長さ2~3㎜、白色の長毛で覆われ、風で散布される。アネモネはギリシャ語の風という意味に由来する。2n=16
ハナキンポウゲ Ranunculus asiaticus はアジア(キプロス、エジプト、イラン、イラク、イスラエル、ヨルダン、レバノン、シリア、トルコ)、アフリカ(エジプト、リビア)、ヨーロッパ(ギリシャ)原産。世界で広く栽培され、日本ではラナンキュラスと呼ばれている。中国名は花毛茛(hua mao gen)。 高さ20~40㎝、塊根は紡錘形、長さ約2㎝、直径約1㎝。茎は1~数本直立し、少数分枝し、剛毛がある。根生葉は長柄があり、葉身は1~2回3出複葉、粗い鈍鋸歯縁。茎葉はほぼ無柄、羽状細裂し、裂片は5~6個、縁は鈍鋸歯。枝先に花を単生又は葉腋から花柄を伸ばして単生する。花は直径3~5㎝。花弁は重弁、半重弁、花色は白色、黄色、紅色、橙色、紫色など豊富。開花は4~5月
根茎があり、ほぼ球形~扁球形の塊茎をつくる。葉はすべて根生し、2回3出複葉。花茎は直立し、高さ20~40(60)㎝。苞は葉状、3(4)個、輪生し、総苞状になり、深裂する。花は上向きに単生し、放射相称、直径3~8㎝、青色、赤色、白色、中心部の雄しべ、雌しべ群は暗色~黒色になる。花弁は無い。萼片は花弁状で、(5)6~8(多数)個。植物体は花後に休眠状態になる。雄しべは多数。雌しべ多数。果実は痩果、長さ2~3㎜、白色の長毛で覆われ、風で散布される。アネモネはギリシャ語の風という意味に由来する。2n=16
ハナキンポウゲ Ranunculus asiaticus はアジア(キプロス、エジプト、イラン、イラク、イスラエル、ヨルダン、レバノン、シリア、トルコ)、アフリカ(エジプト、リビア)、ヨーロッパ(ギリシャ)原産。世界で広く栽培され、日本ではラナンキュラスと呼ばれている。中国名は花毛茛(hua mao gen)。 高さ20~40㎝、塊根は紡錘形、長さ約2㎝、直径約1㎝。茎は1~数本直立し、少数分枝し、剛毛がある。根生葉は長柄があり、葉身は1~2回3出複葉、粗い鈍鋸歯縁。茎葉はほぼ無柄、羽状細裂し、裂片は5~6個、縁は鈍鋸歯。枝先に花を単生又は葉腋から花柄を伸ばして単生する。花は直径3~5㎝。花弁は重弁、半重弁、花色は白色、黄色、紅色、橙色、紫色など豊富。開花は4~5月