ベニバナイチゴ 紅花苺

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Flora of Mikawa

バラ科  Rosaceae キイチゴ属

学 名 Rubus vernus Nakai
ベニバナイチゴの花
ベニバナイチゴの花横
ベニバナイチゴの茎
ベニバナイチゴ
ベニバナイチゴ葉
花 期 6~7月
高 さ 1~1.5m
生活型 落葉低木
生育場所 亜高山帯~高山帯の林縁、湿った場所
分 布 在来種(日本固有種) 北海道(西南部)、本州(北~中部の日本海側)
撮 影 栂池自然園 07.7.27
和名は赤い花をつけるイチゴの意から。 葉は3出複葉。小葉は広卵形、先が尖り、縁は重鋸歯。枝や葉柄に刺はない。枝先に直径約2㎝の濃紅色の花を下向きにつける。花弁は5枚であまり開かない。果実は8~9月に熟して橙色になり、食べられる。写真は7月末で、花はほとんど終わっており、1輪だけ残っていたものである。本州の日本海側に分布し、太平洋岸側では見られない。