アツミゲシ 渥美罌粟
Flora of Mikawa
ケシ科 Papaveraceae ケシ属
別 名 | パパヴェル・セティゲルム・ディーシー(あへん法)、セチゲルゲシ、セチゲルムゲシ |
英 名 | small-flower opium poppy, opium poppy, garden poppy |
学 名 | Papaver somniferum L. subsp. setigerum (DC.) Arcang. |
花 期 | 4~5月 |
高 さ | 30~80㎝ |
生活型 | 越年草 |
生育場所 | 道端、荒地 |
分 布 | 帰化種 北アフリカ、ヨーロッパ南部原産 |
撮 影 | 幸田町 02.5.3 (駆除済) |
和名は1964年に愛知県の渥美町で発見されたことに由来する。アルカロイド(opium, morphine)を含み、日本ではあへん法で栽培等が禁止され、栽培には許可が必要。みだりに栽培すると1年以上の懲役となる罰則が定められている。見つけた場合は保健所が焼却駆除しているが、種子が小さく駆除が困難なため、各地に広がっている。見つけた場合は警察や保健所に通報が必要。
茎は直立し、細く、剛毛がある。葉は互生し、長さ4~18㎝の卵形~惰円形、不規則な鋸歯があり、毛があり、基部は茎を抱く。花は直径約6㎝、花弁は4個、しばしば暗紫色の班紋がある。萼片2個。果実は直径約1.5㎝の長球形。種子は黒色、1㎜以下。2n=22。
茎は直立し、細く、剛毛がある。葉は互生し、長さ4~18㎝の卵形~惰円形、不規則な鋸歯があり、毛があり、基部は茎を抱く。花は直径約6㎝、花弁は4個、しばしば暗紫色の班紋がある。萼片2個。果実は直径約1.5㎝の長球形。種子は黒色、1㎜以下。2n=22。