アキメヒシバ 秋雌日芝

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Flora of Mikawa

イネ科 Poaceae メヒシバ属

中国名 紫马唐 zi ma tang
英 名 violet crabgrass
学 名 Digitaria violascens Link.
アキメヒシバ穂
アキメヒシバの小穂
アキメヒシバの小穂2
アキメヒシバの葉鞘
アキメヒシバ
アキメヒシバ小花と果実
アキメヒシバ葉
花 期 8~10月
高 さ 20~80㎝
生活型 1年草
生育場所 道端、草地
分 布 在来種  日本全土、中国、台湾、アフガニスタン、東南アジア
撮 影 幸田町 09.10.3
オーストラリア、南アメリカ(チリー)、北アメリカ東南部、ハワイなどに帰化している。
 メヒシバほど多くないが、道端や空地などで普通に見れられ、よく群生する。メヒシバより、開花の開始が遅い。稈はメヒシバのように匍匐して広がらず、根元でよく分岐して株立となり、直立~斜上する。全体にほぼ無毛。葉は長さ4~14㎝、幅5~8㎜の線形で、葉の基部に長毛が散生するだけで、無毛。葉鞘も無毛。花序は掌状に長さ6~12㎝の枝を2~10個、斜上する。小穂は長さ約2㎜の卵状楕円形、緑色又は紫色で、2列に隙間なく密着する。小穂の小花は2個だが、第1小花は退化して護頴だけである。第1苞頴は無いか、あっても微小。第2苞頴は小穂よりやや小さく、細毛があり、第1小花の護頴にも細毛がある。苞頴の細毛は小穂が熟して乾いてくると目立つようになる。小花(第2)は紫褐色の護頴が被っており、内頴も同色。果実は長さ約1㎜、乳白色。2n=36