アカバナルリハコベ 赤花瑠璃繁縷
Flora of Mikawa
サクラソウ科 Molluginaceae ルリハコベ属
中国名 | 琉璃繁缕 liu li fan lu |
英 名 | scarlet pimpernel , mouron rouge , blue-scarlet pimpernel , red pimpernel, red chickweed , poorman's barometer , poor man's weather-glass , shepherd's weather glass , shepherd's clock |
学 名 | Anagallis arvensis L. synonym Anagallis arvensis L. form. arvensis synonym Anagallis arvensis L. form. phoenicea (Scop.) Baumg. synonym Lysimachia arvensis (L.) U.Manns et Anderb. |
花 期 | 3~5月 |
高 さ | 10~30㎝ |
生活型 | 1年草 |
生育場所 | 耕作地、荒地、道端 |
分 布 | 在来種 沖縄、小笠原諸島、中国、台湾、ロシア、インド、ブータン、ネパール、パキスタン、スリランカ、北西アフリカ、西アジア、ヨーロッパ |
撮 影 | 渥美半島 花 13.4.1 果実 13.6.12 |
ヨーロッパ、アジア、アフリカに自生し、アメリカやオーストラリアなどに広く帰化している。戦後から、日本の各地でも見られるようになってきている。オカトラノオ属(Lysimachia)とする説があり、Ylist、Kewscienceはオカトラノオ属としている。Ylistでは赤花と青花を品種に分けているが、別けないのが普通である。
茎は4稜があり、狭い翼があり、基部からよく分枝して這い、先が立ちあがる。葉は対生し、長さ7~18(25) ㎜、幅 3~12(15)㎜の卵形~狭卵形、全縁、無柄、葉先は鈍形~鋭形、葉縁は透明、細かい歯状になる。茎上部の葉腋に花をつける。花柄は長さ約1.5㎝、腺毛がある。萼は5深裂し、裂片は長さ3.5~6㎜、線状披針形、先が尖り、縁は膜質、細かい歯がある。花冠は長さ4~6㎜、橙色、5深裂し、蕾は捻じれる。花冠の裂片は幅2~3㎜の倒卵形~長惰円形、縁に1列の腺毛があり、基部は赤紫色。雄しべは5個、花糸は花冠の長さの1/3~1/2長、基部は幅が広く、花冠の裂片と合着し、表面に柔毛があって子房は見えない。葯は黄色。雌しべは雄しべとほぼ同長、花柱は長さ1.5㎜。果実は直径(3.5)4~6㎜の球形の蓋果。果柄は長さ2~3㎝。種子は長さ1.2~1.4㎜。2n=22,28,40。
ルリハコベ var. coerulea は花冠が青色。アカバナルリハコベとルリハコベは変種に区別せず、Anagallis arvensisにまとめられた。
1年草又は多年草、多肉質ではなく、無毛、樹脂道(resin canals)が普通、ある。根茎はない。根はひげ根又は直根。茎は直立又は斜上、単純又は分枝する。葉は茎葉、対生又は輪生、単形。葉柄は普通、無い。葉身は普通、卵形~楕円形~披針形、基部はほとんどが円形~くさび形(又はわずかに心形)、縁はほぼ全縁、ときに微細な小円鋸歯、普通わずかに外巻きし、先は鋭形~鈍形又は微突形、表面は無毛。花序は普通、上部の葉腋につき、花が単生する。花柄は有又は無。萼片は(4~)5個、緑色。萼片は披針形、萼筒よりかなり長い。花弁は(4~)5個。花冠は白色~ピンク色~サーモン色~青色、高杯形(ほとんどが車形)~わずかに鐘形。花冠裂片は筒部より長く、先は円形又は切形。雄しべは(4~)5本。花糸は下部で合着する。果実は蒴果、球形、直径1~7mm、胞周裂開(dehiscence circumscissile)。種子は5~45個、暗褐色~赤褐色、角(かど)があり、パピラがあるかハチの巣状になる。x=10, 11。
世界に約20種があり、ユーラシア、アフリカ、北アメリカ、中央アメリカ、南アメリカ、西インド諸島に分布する。英名はpimpernel。
synonym Lysimachia arvensis (L.) U.Manns et Anderb. [Kewscience]
synonym Anagallis arvensis L. f. arvensis [The Plant List]
synonym Anagallis arvensis L. f. phoenicea (Scop.) Baumg.
synonym Lysimachia arvensis (L.) U.Manns et Anderb. var. arvensis
synonym Anagallis arvensis var. caerulea (Linnaeus) Gouan
synonym Anagallis caerulea Linnaeus
synonym Anagallis coerulea Schreb.ルリハコベ [The Plant List]
沖縄、小笠原諸島、中国、台湾、ロシア、インド、ブータン、ネパール、パキスタン、スリランカ、北西アフリカ、西アジア、ヨーロッパ原産。中国名は琉璃繁缕 liu li fan lu。英名はscarlet pimpernel , mouron rouge , blue-scarlet pimpernel , red pimpernel, red chickweed , poorman's barometer , poor man's weather-glass , shepherd's weather glass , shepherd's clock。
特徴:1年草、果時に花柄が反曲する。萼は花冠の長さと同じ。花冠は普通、長さ3~7mm。
1年草(まれに多年草)。茎は斜上又は直立し、高さ(8)10~30(~50)㎝、4稜形、うねに短い翼があり、普通、基部で分枝する。。葉は普通、対生、ときに上部で3輪生する。葉柄はない。葉身は卵形~楕円形~披針形、長さ5~30mm×幅4~10(~15)mm、主に下面に微細な腺点があり、基部は類円形、縁は全縁、先は鈍形又は鋭形。花柄は果時に曲がり、長さ(3~)20~30(~35)mm、基部につく葉より長い。萼片は5個、線状披針形。萼は基部近くまで分裂し、長さ3.5~5(~6)mm、花冠の長さとほぼ同長、縁は全縁又は微細な小円鋸歯があって広く薄膜質、先は円形~長い尖鋭形、肋がある。花冠は基部近くまで深裂し、花弁は5個、花冠はサーモン色、赤色、又は青色、高杯(たかつき)形(ほとんどが車形)、長さ(2~)3~7(~10)mm。花弁は倒卵状楕円形、幅2.4~3mm、縁は全縁~小歯状。雄しべは花冠の長さの1/3~1/2。花糸に毛がある。花柱は長さ約1.5mm。蒴果は直径(3.5)4~6mm。種子は12~45個。2n=22, 28, 40。花期は春~夏。
2 Anagallis minima (L.) E.H.L.Krause アナガリス・ミニマ
特徴:萼は長さ1.5~3mm、花冠の長さと同長又は長い。花冠は長さ1.4~2.3mm。
1年草。茎は直立、高さ1~4(~10)㎝。葉は互生(下部はときに対生)。葉身は卵形~倒卵形、長さ1~5(~11)mm×幅1~5mm。花柄は無いか又は果時に直立し、長さ1mm以下、基部につく葉より短い。萼片は4~5個、萼は深さ約3/4まで分裂し、長さ1.5~3mm、花冠より長く、縁は全縁又は微細な小円鋸歯で薄膜質部分は狭いか又は無く、先は長い尖鋭形。花弁は4~5個、花冠は白色又はピンク色、高杯(たかつき)形(ほとんど車形)~わずかに鐘形、長さ1.4~1.7(~2)mm。蒴果は長さ1.5~2mm。種子は5~13個。2n=22 (Eurasia)。花期は春~秋。
3 Anagallis monellii L. アナガリス・モネリー
synonym Lysimachia monelli (L.) U.Manns & Anderb.[Kewscience]
ヨーロッパ南西部、アフリカ北西部原産。英名は blue pimpernel , Flaxleaf , Mediterranean pimpernel。
特徴:多年草、果時に花柄が斜上する。萼は花冠の長さより短い。花冠は普通、長さ5~12mm。 多年草。茎は直立~斜上し、高さ10~50(~70)㎝。葉は対生(輪生)。葉身は線状披針形~披針形~楕円形、長さ8~15(~20)mm×幅2~6mm。花柄は果時に斜上し、長さ20~50㎜、基部につく葉より長い。萼片は5個。萼は約1/2まで分裂し、長さ4~6mm、花冠より短く、縁は全縁で狭い薄膜質、先は鋭形~尖鋭形。花弁は5個、花冠は青色又は赤色、高杯(たかつき) 形(ほぼ車形)~わずかに鐘形、長さ5~12mm。蒴果は長さ5~7mm。種子は20~45個。2n = 22 (Europe)。花期は春~秋。
品種) 'Anablue' (PBR) , Blue Compact = 'Wesanacomp' , 'Caerulea' , 'Gentian Blue' , 'Pacific Blue' , 'Phillipii' , 'Skylover' , 'Sunrise' , 'Wesanacomp' , 'Wildcat Mountain'
4 Anagallis tenella (L.) L. アナガリス・テネラ
synonym Lysimachia tenella L.
ヨーロッパ西南部、北アフリカ原産。英名はbog pimpernel。
多年草、常緑、這い、湿った開放地に生える。這う茎は赤色を帯び、対生の茎葉をつける。葉柄は短い。葉身は円形~スペード形。花柄は細く、短い。花は単生、多数つき、直径6~10mm。花弁は普通5~7個、ローズ・ピンク色~ライラックピンク色、円形、縦に赤色の条線がある。花の背に先のとがった短い萼片がある。花の中心に糸状の雄しべのもつれた塊がある。花期は5~9月。
品種) 'Studland' , 'Sunrise'
5 ハイブリッド
品種) 'Anaora' (PBR) , 'Blue Light' , Cinnamon , 'Phillipsii' , 'Skylover' , 'Skylover Blue' , 'Sunlover Orange' , 'Sunrise' , 'Wildcat Blue' , 'Wildcat Mandarin' , 'Wildcat Orange' , 'Wildcat Pink'
Dopatrium
Dopatrium
Dopatrium junceum
茎は4稜があり、狭い翼があり、基部からよく分枝して這い、先が立ちあがる。葉は対生し、長さ7~18(25) ㎜、幅 3~12(15)㎜の卵形~狭卵形、全縁、無柄、葉先は鈍形~鋭形、葉縁は透明、細かい歯状になる。茎上部の葉腋に花をつける。花柄は長さ約1.5㎝、腺毛がある。萼は5深裂し、裂片は長さ3.5~6㎜、線状披針形、先が尖り、縁は膜質、細かい歯がある。花冠は長さ4~6㎜、橙色、5深裂し、蕾は捻じれる。花冠の裂片は幅2~3㎜の倒卵形~長惰円形、縁に1列の腺毛があり、基部は赤紫色。雄しべは5個、花糸は花冠の長さの1/3~1/2長、基部は幅が広く、花冠の裂片と合着し、表面に柔毛があって子房は見えない。葯は黄色。雌しべは雄しべとほぼ同長、花柱は長さ1.5㎜。果実は直径(3.5)4~6㎜の球形の蓋果。果柄は長さ2~3㎝。種子は長さ1.2~1.4㎜。2n=22,28,40。
ルリハコベ var. coerulea は花冠が青色。アカバナルリハコベとルリハコベは変種に区別せず、Anagallis arvensisにまとめられた。
ルリハコベ属
family Molluginaceae - genus Anagallis1年草又は多年草、多肉質ではなく、無毛、樹脂道(resin canals)が普通、ある。根茎はない。根はひげ根又は直根。茎は直立又は斜上、単純又は分枝する。葉は茎葉、対生又は輪生、単形。葉柄は普通、無い。葉身は普通、卵形~楕円形~披針形、基部はほとんどが円形~くさび形(又はわずかに心形)、縁はほぼ全縁、ときに微細な小円鋸歯、普通わずかに外巻きし、先は鋭形~鈍形又は微突形、表面は無毛。花序は普通、上部の葉腋につき、花が単生する。花柄は有又は無。萼片は(4~)5個、緑色。萼片は披針形、萼筒よりかなり長い。花弁は(4~)5個。花冠は白色~ピンク色~サーモン色~青色、高杯形(ほとんどが車形)~わずかに鐘形。花冠裂片は筒部より長く、先は円形又は切形。雄しべは(4~)5本。花糸は下部で合着する。果実は蒴果、球形、直径1~7mm、胞周裂開(dehiscence circumscissile)。種子は5~45個、暗褐色~赤褐色、角(かど)があり、パピラがあるかハチの巣状になる。x=10, 11。
世界に約20種があり、ユーラシア、アフリカ、北アメリカ、中央アメリカ、南アメリカ、西インド諸島に分布する。英名はpimpernel。
ルリハコベ属の主な種と園芸品種
1 Anagallis arvensis L. アカバナルリハコベ 赤花瑠璃繁縷synonym Lysimachia arvensis (L.) U.Manns et Anderb. [Kewscience]
synonym Anagallis arvensis L. f. arvensis [The Plant List]
synonym Anagallis arvensis L. f. phoenicea (Scop.) Baumg.
synonym Lysimachia arvensis (L.) U.Manns et Anderb. var. arvensis
synonym Anagallis arvensis var. caerulea (Linnaeus) Gouan
synonym Anagallis caerulea Linnaeus
synonym Anagallis coerulea Schreb.ルリハコベ [The Plant List]
沖縄、小笠原諸島、中国、台湾、ロシア、インド、ブータン、ネパール、パキスタン、スリランカ、北西アフリカ、西アジア、ヨーロッパ原産。中国名は琉璃繁缕 liu li fan lu。英名はscarlet pimpernel , mouron rouge , blue-scarlet pimpernel , red pimpernel, red chickweed , poorman's barometer , poor man's weather-glass , shepherd's weather glass , shepherd's clock。
特徴:1年草、果時に花柄が反曲する。萼は花冠の長さと同じ。花冠は普通、長さ3~7mm。
1年草(まれに多年草)。茎は斜上又は直立し、高さ(8)10~30(~50)㎝、4稜形、うねに短い翼があり、普通、基部で分枝する。。葉は普通、対生、ときに上部で3輪生する。葉柄はない。葉身は卵形~楕円形~披針形、長さ5~30mm×幅4~10(~15)mm、主に下面に微細な腺点があり、基部は類円形、縁は全縁、先は鈍形又は鋭形。花柄は果時に曲がり、長さ(3~)20~30(~35)mm、基部につく葉より長い。萼片は5個、線状披針形。萼は基部近くまで分裂し、長さ3.5~5(~6)mm、花冠の長さとほぼ同長、縁は全縁又は微細な小円鋸歯があって広く薄膜質、先は円形~長い尖鋭形、肋がある。花冠は基部近くまで深裂し、花弁は5個、花冠はサーモン色、赤色、又は青色、高杯(たかつき)形(ほとんどが車形)、長さ(2~)3~7(~10)mm。花弁は倒卵状楕円形、幅2.4~3mm、縁は全縁~小歯状。雄しべは花冠の長さの1/3~1/2。花糸に毛がある。花柱は長さ約1.5mm。蒴果は直径(3.5)4~6mm。種子は12~45個。2n=22, 28, 40。花期は春~夏。
2 Anagallis minima (L.) E.H.L.Krause アナガリス・ミニマ
synonym Lysimachia minima (L.) U.Manns & Anderb. [Kewscience]
ヨーロッパ、アフリカ、インド、北メリカ、メキシコ原産。英名はChaffweed。湿った~乾いた道端、荒れた牧草地、林縁、河岸、湿地に生える。特徴:萼は長さ1.5~3mm、花冠の長さと同長又は長い。花冠は長さ1.4~2.3mm。
1年草。茎は直立、高さ1~4(~10)㎝。葉は互生(下部はときに対生)。葉身は卵形~倒卵形、長さ1~5(~11)mm×幅1~5mm。花柄は無いか又は果時に直立し、長さ1mm以下、基部につく葉より短い。萼片は4~5個、萼は深さ約3/4まで分裂し、長さ1.5~3mm、花冠より長く、縁は全縁又は微細な小円鋸歯で薄膜質部分は狭いか又は無く、先は長い尖鋭形。花弁は4~5個、花冠は白色又はピンク色、高杯(たかつき)形(ほとんど車形)~わずかに鐘形、長さ1.4~1.7(~2)mm。蒴果は長さ1.5~2mm。種子は5~13個。2n=22 (Eurasia)。花期は春~秋。
3 Anagallis monellii L. アナガリス・モネリー
synonym Lysimachia monelli (L.) U.Manns & Anderb.[Kewscience]
ヨーロッパ南西部、アフリカ北西部原産。英名は blue pimpernel , Flaxleaf , Mediterranean pimpernel。
特徴:多年草、果時に花柄が斜上する。萼は花冠の長さより短い。花冠は普通、長さ5~12mm。 多年草。茎は直立~斜上し、高さ10~50(~70)㎝。葉は対生(輪生)。葉身は線状披針形~披針形~楕円形、長さ8~15(~20)mm×幅2~6mm。花柄は果時に斜上し、長さ20~50㎜、基部につく葉より長い。萼片は5個。萼は約1/2まで分裂し、長さ4~6mm、花冠より短く、縁は全縁で狭い薄膜質、先は鋭形~尖鋭形。花弁は5個、花冠は青色又は赤色、高杯(たかつき) 形(ほぼ車形)~わずかに鐘形、長さ5~12mm。蒴果は長さ5~7mm。種子は20~45個。2n = 22 (Europe)。花期は春~秋。
品種) 'Anablue' (PBR) , Blue Compact = 'Wesanacomp' , 'Caerulea' , 'Gentian Blue' , 'Pacific Blue' , 'Phillipii' , 'Skylover' , 'Sunrise' , 'Wesanacomp' , 'Wildcat Mountain'
4 Anagallis tenella (L.) L. アナガリス・テネラ
synonym Lysimachia tenella L.
ヨーロッパ西南部、北アフリカ原産。英名はbog pimpernel。
多年草、常緑、這い、湿った開放地に生える。這う茎は赤色を帯び、対生の茎葉をつける。葉柄は短い。葉身は円形~スペード形。花柄は細く、短い。花は単生、多数つき、直径6~10mm。花弁は普通5~7個、ローズ・ピンク色~ライラックピンク色、円形、縦に赤色の条線がある。花の背に先のとがった短い萼片がある。花の中心に糸状の雄しべのもつれた塊がある。花期は5~9月。
品種) 'Studland' , 'Sunrise'
5 ハイブリッド
品種) 'Anaora' (PBR) , 'Blue Light' , Cinnamon , 'Phillipsii' , 'Skylover' , 'Skylover Blue' , 'Sunlover Orange' , 'Sunrise' , 'Wildcat Blue' , 'Wildcat Mandarin' , 'Wildcat Orange' , 'Wildcat Pink'
参考
1) Flora of ChinaDopatrium
http://www.efloras.org/florataxon.aspx?flora_id=2&taxon_id=110810
2) Flora of North America @ efloras.orgDopatrium
http://www.efloras.org/florataxon.aspx?flora_id=2&taxon_id=110810
3) Jepson eFlora: Taxon pageDopatrium junceum
http://ucjeps.berkeley.edu/eflora/eflora_display.php?tid=23256