アセロラ
Flora of Mikawa
キントラノオ科 Malpighiaceae ヒイラギトラノオ属
別 名 | バルバドスチェリー、バルバドスザクラ |
中国名 | 凹缘金虎尾 ao yuan jin hu wei |
英 名 | acerola cherry , Barbados cherry , wild crapemyrtle |
学 名 | Malpighia emarginata DC Malpighia glabra hort., pro parte |
花 期 | 7~8月 |
高 さ | 2~3(6)m |
生活型 | 常緑低木 |
生育場所 | 栽培種 |
分 布 | 帰化種 メキシコ、南アメリカ(ベネズエラ、コロンビア、エクアドル、グアテマラ、ベリーズ)原産 |
撮 影 | 西尾市 17.8.2 |
アセロラドリンクの名で清涼飲料水が販売されている。アセロラの果実は赤色で、ビタミンCを豊富に含んでいる。日本では観賞用に栽培され、沖縄県では1958年に導入され、商用に栽培されている。バルバドスチェリーともいわれるが、バルバドスチェリーはよく似たMalpighia glabraである。
熱帯の食用果実のなる常緑低木又は高木、高さ2~3(6)m、幹は短く、枝を広げる。葉は対生、単葉、葉柄は短い。葉身は卵状披針形、長さ2~8㎝、幅1~4㎝、縁は全縁又は波打ち、短毛があり、毛は肌に刺激がある。花は両性、直径1~2㎝。花弁は5個、淡ピンク色~濃ピンク色~赤色、縁にはフリンジがある。雄しべ10個。咢は上に6~10個の腺がある。、花序は腋生の集散花序、花が3~5個つき、花序柄は無又は短い。果実は直径1~3㎝、重さ3~5g、明るい赤色に熟す。種子は3個入り、三角形。
低木又は小高木。葉は普通、葉の下面に (0~)2~4[~10]個の 腺がある。托葉は葉柄間托葉、ほとんどが分離。花序は腋生、密な集散花序又は散形花序。花柄は花序柄の上に生じる。花はすべて開放花、直径6+㎜、華やかで、目立つ花弁、雄しべ、花柱を持つ。咢の腺は6(~10)個(3咢片は大きな腺を2個持ち、その他、まれに1~4個の小さな腺をもつ)。花冠は両側が対称、花弁はピンク色、ラベンダー色又は白色、無毛又は無毛になる。雄しべは10個、全て、稔性。葯はほぼ等形又は2個の後ろの側花弁が大きい。雌しべは3心皮、心皮は子房に完全に合着(まれに下部が合着)。花柱は3個、円柱形、丈夫。柱頭は内部の角(かど)上、又は類頂生、大きい。果実は核果[液果又はごくまれに小堅果に分かれる]、赤色[ときに橙色]。小堅果は3個、中央で合着又は熟すと分離するが、普通、通常の果皮に保持され、壁は硬く、未発達の背と横の翼があり、ときに未発達の中間の翼又は裂けた派生物がある。x=10.
世界に約50種あり、USA(テキサス州)、メキシコ、西インド諸島、中央アメリカ、南アメリカに分布する。
南アメリカ、西インド諸島原産。英名はminiature-holly , Singapore-holly
小型の常緑低木、ときに、地面を這って広がり、高さ30~90㎝、幅60~150㎝。葉はヒイラギに似て、暗緑色、楕円形~倒卵形、長さ1.8㎝以下、縁は波打ち、裂片の先に刺がある。花は葉腋に単生又は双生、トランペット形、ピンク色、直径1.3㎝以下。果実は液果(核果)、広卵形、赤色に熟す。花期は夏。
2 Malpighia emarginata DC. アセロラ
synonym Malpighia glabra hort., pro parte
メキシコ、南アメリカ(ベネズエラ、コロンビア、エクアドル、グアテマラ、ベリーズ)原産
英名はacerola , Barbados-cherry , West Indian-cherry , wild crepe myrtle 。北アメリカ(テキサスなど)、南アメリカ、アジアに帰化。
熱帯の食用果実のなる常緑低木又は高木、高さ2~3(6)m、幹は短く、枝を広げる。葉は対生、単葉、葉柄は短い。葉身は卵状披針形、長さ2~8㎝、幅1~4㎝、縁は全縁又は波打ち、短毛があり、毛は肌に刺激がある。花は両性、直径1~2㎝。花弁は5個、淡ピンク色~濃ピンク色~赤色、縁にはフリンジがある。雄しべ10個。咢は上に6~10個の腺がある。、花序は腋生の集散花序、花が3~5個つき、花序柄は無又は短い。果実は直径1~3㎝、重さ3~5g、明るい赤色に熟す。種子は3個入り、三角形。花は普通。雨後の夏。
3 Malpighia glabra L .バルバドスチェリー(バルバドスサクラ)
synonym Malpighia punicifolia L.
synonym Malpighia biflora Poir.
USA、メキシコ、南アメリカ原産。南アメリカで栽培されている。英名は wild crapemyrtle
低木又は小高木、高さ1~6m。葉身は狭楕円形~広楕円形~卵形、大きな葉は長さ3~10㎝、幅1.5~5㎝、先は普通、尖鋭形、表面は無毛又は少数の細かい伏した直毛がある。花序は長さ1.5~3(~3.5)㎝、花が(3~)4~10(~12)個つく。花弁はピンク色又はピンク色と白色又はァベンダー・ピンク色。葯は無毛。子房は無毛。花はsらはほぼ真っすぐで、平行又は上部が開く。果実は核果、楕円形、直径7~13㎜。2n = 20 (Costa Rica)
品種) 'Fairchild'
Malpighia L.
http://www.efloras.org/florataxon.aspx?flora_id=1&taxon_id=119565
2) Flora of North America
Malpighia
http://www.efloras.org/florataxon.aspx?flora_id=2&taxon_id=113422
熱帯の食用果実のなる常緑低木又は高木、高さ2~3(6)m、幹は短く、枝を広げる。葉は対生、単葉、葉柄は短い。葉身は卵状披針形、長さ2~8㎝、幅1~4㎝、縁は全縁又は波打ち、短毛があり、毛は肌に刺激がある。花は両性、直径1~2㎝。花弁は5個、淡ピンク色~濃ピンク色~赤色、縁にはフリンジがある。雄しべ10個。咢は上に6~10個の腺がある。、花序は腋生の集散花序、花が3~5個つき、花序柄は無又は短い。果実は直径1~3㎝、重さ3~5g、明るい赤色に熟す。種子は3個入り、三角形。
ヒイラギトラノオ属
family Malpighiaceae - genus Malpighia低木又は小高木。葉は普通、葉の下面に (0~)2~4[~10]個の 腺がある。托葉は葉柄間托葉、ほとんどが分離。花序は腋生、密な集散花序又は散形花序。花柄は花序柄の上に生じる。花はすべて開放花、直径6+㎜、華やかで、目立つ花弁、雄しべ、花柱を持つ。咢の腺は6(~10)個(3咢片は大きな腺を2個持ち、その他、まれに1~4個の小さな腺をもつ)。花冠は両側が対称、花弁はピンク色、ラベンダー色又は白色、無毛又は無毛になる。雄しべは10個、全て、稔性。葯はほぼ等形又は2個の後ろの側花弁が大きい。雌しべは3心皮、心皮は子房に完全に合着(まれに下部が合着)。花柱は3個、円柱形、丈夫。柱頭は内部の角(かど)上、又は類頂生、大きい。果実は核果[液果又はごくまれに小堅果に分かれる]、赤色[ときに橙色]。小堅果は3個、中央で合着又は熟すと分離するが、普通、通常の果皮に保持され、壁は硬く、未発達の背と横の翼があり、ときに未発達の中間の翼又は裂けた派生物がある。x=10.
世界に約50種あり、USA(テキサス州)、メキシコ、西インド諸島、中央アメリカ、南アメリカに分布する。
ヒイラギトラノオ属の主な種と園芸品種
1 Malpighia coccigera L. ヒイラギトラノオ Singapore holly (Caribbean)南アメリカ、西インド諸島原産。英名はminiature-holly , Singapore-holly
小型の常緑低木、ときに、地面を這って広がり、高さ30~90㎝、幅60~150㎝。葉はヒイラギに似て、暗緑色、楕円形~倒卵形、長さ1.8㎝以下、縁は波打ち、裂片の先に刺がある。花は葉腋に単生又は双生、トランペット形、ピンク色、直径1.3㎝以下。果実は液果(核果)、広卵形、赤色に熟す。花期は夏。
2 Malpighia emarginata DC. アセロラ
synonym Malpighia glabra hort., pro parte
メキシコ、南アメリカ(ベネズエラ、コロンビア、エクアドル、グアテマラ、ベリーズ)原産
英名はacerola , Barbados-cherry , West Indian-cherry , wild crepe myrtle 。北アメリカ(テキサスなど)、南アメリカ、アジアに帰化。
熱帯の食用果実のなる常緑低木又は高木、高さ2~3(6)m、幹は短く、枝を広げる。葉は対生、単葉、葉柄は短い。葉身は卵状披針形、長さ2~8㎝、幅1~4㎝、縁は全縁又は波打ち、短毛があり、毛は肌に刺激がある。花は両性、直径1~2㎝。花弁は5個、淡ピンク色~濃ピンク色~赤色、縁にはフリンジがある。雄しべ10個。咢は上に6~10個の腺がある。、花序は腋生の集散花序、花が3~5個つき、花序柄は無又は短い。果実は直径1~3㎝、重さ3~5g、明るい赤色に熟す。種子は3個入り、三角形。花は普通。雨後の夏。
3 Malpighia glabra L .バルバドスチェリー(バルバドスサクラ)
synonym Malpighia punicifolia L.
synonym Malpighia biflora Poir.
USA、メキシコ、南アメリカ原産。南アメリカで栽培されている。英名は wild crapemyrtle
低木又は小高木、高さ1~6m。葉身は狭楕円形~広楕円形~卵形、大きな葉は長さ3~10㎝、幅1.5~5㎝、先は普通、尖鋭形、表面は無毛又は少数の細かい伏した直毛がある。花序は長さ1.5~3(~3.5)㎝、花が(3~)4~10(~12)個つく。花弁はピンク色又はピンク色と白色又はァベンダー・ピンク色。葯は無毛。子房は無毛。花はsらはほぼ真っすぐで、平行又は上部が開く。果実は核果、楕円形、直径7~13㎜。2n = 20 (Costa Rica)
品種) 'Fairchild'
参考
1) Malpighia emarginata DC. - Taxonomy - GRIN-Global Web v 1.9.9.2Malpighia L.
http://www.efloras.org/florataxon.aspx?flora_id=1&taxon_id=119565
2) Flora of North America
Malpighia
http://www.efloras.org/florataxon.aspx?flora_id=2&taxon_id=113422