きのこ図鑑
Flora of Mikawa 
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 スエヒロタケ  末広茸
中 国 名 裂褶菌 lie zhe jun
英  名 split gill
学  名 Schizophyllum commune Fr.
分  類 坦子菌門 ハラタケ亜門 ハラタケ綱 ハラタケ目(Agaricales)
科  属 スエヒロタケ科  Schizophyllaceae  スエヒロタケ属
 子実体は側着生、無柄。傘は革質、幅0.5~3(5)㎝の扇形~貝殻形~棚形、縁は内巻きし、切れ込みがある。背面は白色~灰白色、粗い短毛を密生し、わずかに環紋があることもある。腹面は白色~灰白色~帯紫色、子実層托はひだ状。ひだは縁で2枚に裂ける。肉は革質で強く、青白っぽい。胞子紋は白色。胞子は無色、長さ4~6µm、幅1.5~2µm(長さ5.5~7µm、幅2~2.5µmの報告もある。)の円柱形、平滑、非アミロイド。シスチジアは無い。菌糸は1菌糸型、クランプがある。
スエヒロタケ
スエヒロタケ腹面
発生時期 通年
大 き さ 小型~中型 直径2~10㎝
栄養摂取 白色腐朽菌 
発生場所 枯木、用材上
分  布 世界に広く分布
食  毒 不食(可食とする国もある)
人体内で生育して障害を起こすので注意!
撮  影 西尾市 14.11.10
スエヒロタケ2
スエヒロタケ背面
スエヒロタケ腹面
スエヒロタケひだ
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