きのこ図鑑
Flora of Mikawa 
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  サケバタケ  裂歯茸
学  名 Pseudomerulius curtisii (Berk.) Redhead et Ginns
分  類 坦子菌門 ハラタケ亜門 ハラタケ綱 ハラタケ亜綱 イグチ目(Boletales)
科  属 イチョウタケ科  Tapinellaceae  キシワタケ属
 針葉樹のマツなどの枯木などに発生し、側着生~懸垂生、無柄。傘は幅2~5㎝、半円形~腎円形~扇形~類円形、縁は内巻きし、背面は黄色~黄褐色、無毛平滑、ややフェルト状。ひだはやや密、放射状につき、縦しわと著しく縮れがあり、叉状分岐し、幅2~4㎜、濃黄色~橙黄色、その後オリーブ黄色~暗橙色の汚れが出る。肉は淡黄土色、やや苦渋味と不快臭がある。では汚オリーブ色になる。胞子紋はオリーブ黄色。胞子は長さ3~4µm、幅1.5~2µm、惰円形~円筒形~腎臓形、平滑、非アミロイド。縁シスチジアは長さ10~30µm、幅3~8µm、紡錘形、先端は頭状。側シスチジアは縁シスチジアと同形、同大。菌糸にはクランプあり。
サケバタケ
サケバタケ2
サケバタケ傘3
サケバタケ傘
サケバタケひだ
サケバタケ傘2
サケバタケひだ2
発生時期 夏~秋
大 き さ 小型 幅2~5㎝
栄養摂取 褐色腐朽菌
発生場所 針葉樹の切株、枯木 
分  布 日本、朝鮮、中国、ロシア、北アメリカ、南アメリカ
食  毒 不食
撮  影 静岡県(マツの丸太) 15.7.29
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