きのこ図鑑
Flora of Mikawa 
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 ヌルデタケ  白膠木茸
中 国 名 悬垂网孔菌  xuan chui wang kong jun
学  名 Porodisculus pendulus (Schw.) Murrill.
Porodisculus orientalis J.S. Lee et H.S. Jung
分  類 坦子菌門 ハラタケ亜門 ハラタケ綱 ハラタケ目(Agaricales)
科  属 カンゾウタケ科  Fistulinaceae  ヌルデタケ属
 タマチョレイタケ目 タマチョレイタケ科 Polyporaceae からハラタケ目 カンゾウタケ科 Fistulinaceae に変更された。
 子実体は小型、高さ5~10㎜、傘と柄からなり、垂れ下がるよう群生し、人の鼻の形に似ているといわれる。傘は直径2~5㎜、小杯状、タバコ色~茶褐色、細粉状で環紋はなく、古くなると灰白色を帯びる。傘上毛の菌糸は褐色、厚壁、棍棒形、屈曲し、ときに分岐し、表面に微細な突起をつける。柄は高さの約半分の長さで、下部ほど次第に細くなり、傘と同色。孔面は倒皿状に窪み、灰白色、縁は内巻き。孔口は5~6個、/㎜、管孔は汚褐色、孔長1~1.5㎜。肉は白色、厚さ1~2㎜、柔らかい革質。孔面と傘の表面は弱~強アミロイド。胞子は無色、長さ3~4µm、幅約1µmの円柱形、平滑、非アミロイド。1菌糸型、原菌糸にはクランプが無い。
ヌルデタケ
ヌルデタケ2
発生時期
大 き さ 小型 高さ5~10㎜
栄養摂取 白色腐朽菌 
発生場所 広葉樹の枯木、落枝
分  布 日本、中国、台湾、北アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド
食  毒 不食
撮  影 田原市 14.10.16
ヌルデタケ横
ヌルデタケ斜め横
ヌルデタケ斜め横
ヌルデタケ孔面
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