きのこ図鑑
Flora of Mikawa 
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 イヌセンボンタケ  犬千本茸
中 国 名 白假鬼伞 bai jia gui san , 小假鬼伞 xiao jia gui san
英  名 fairy inkcap , trooping crumble cap
学  名 Coprinellus disseminatus (Pers.) J.E. Lange
Pseudocoprinus disseminatus(Pers. : Fr.) Kuhner.
Coprinus disseminatus (Pers.) Gray
分  類 坦子菌門 ハラタケ亜門 ハラタケ綱 ハラタケ亜綱 ハラタケ目(Agaricales)
科  属 ナヨタケ科   Psathyrellaceae  キララタケ属
 子実体は驚くほど多数群生する。傘は直径8~12(20)㎜、半球形~鐘形、扁平にはならず、表面に白色の微毛を密生し、白色~灰白色、後に暗くなり、細かい条線~条溝が中央付近まである。柄は長さ1.5~4㎝、幅1~2㎜、上下同形~やや上細、中空、表面が白色、微毛が密生する。ひだはやや疎、上生~離生、幅約3㎜、白色~紫灰色~黒紫色、液化しない。肉はごく薄く、脆く、白色~帯褐色、無味無臭。担子器は4柄があり、4~6個の枝状の坦子器に囲まれる。胞子紋は黒色~黒褐色。胞子は黒褐色、長さ6.5~10µm、幅4~5µmの楕円形、平滑、先端に大きな発芽孔がある。縁シスチジアは長さ15~24(70以下)µm、幅8~11(15以下)µmの棍棒形~円柱形、やや厚壁。側シスチジアは長さ20~38µm、幅6~11µm、棍棒形、薄壁(又は無い)。菌糸はクランプが無い。傘上表皮層は短細胞被であり、傘シスチジアをもつ。傘シスチジアはフラスコ形~類頭状の薄壁、長さ200µm以下。
イヌセンボンタケ
イヌセンボンタケ2
イヌセンボンタケ傘
イヌセンボンタケ傘2
イヌセンボンタケひだ
発生時期 夏~秋
大 き さ 小型、直径0.8~1.2㎝
栄養摂取 腐朽菌
発生場所 倒木、枯木の腐木上
分  布 世界に広く分布
食  毒 無毒
撮  影 幸田町 14.8.25
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