比較的寒さに強く、観賞用に栽培されているものが道端などに逸出している。茎は直立する。葉は互生し、細く、長さ3~10㎝の鉾型、先がやや尖り、基部が張り出し、縁に波状の鋸歯がある。葉の両面に小さな星状毛がある。花は枝先に単生する。花柄は長さ4~7㎝。花はムクゲに似て直径4~6㎝と小型。花弁は5個、白色、中心部が赤色、裏に赤色の筋がある。雄しべ12個の花糸は合着して雄しべ筒になる。花柱は赤色、10分岐。萼は5裂、長さ約6㎜。萼より花弁が短い閉鎖花をつける。果実は直径約8㎜の5分果。分果は網状の脈があり、1種子が入る。2n=56
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