ヤマクワガタ  山鍬形
[学名] Veronica japonensis Makino
オオバコ科 Plantaginaceae  クワガタソウ属
三河の植物観察
ヤマクワガタの花序
ヤマクワガタの花
ヤマクワガタ果実
ヤマクワガタの葉
ヤマクワガタの茎
ヤマクワガタ
ヤマクワガタ未熟な果実の中
ヤマクワガタ種子
 愛知県内の分布は東三河の一部に限られ、絶滅危惧ⅠBに分類されている。果実は設楽町内で採取、三角状のものも近くにあり、クワガタソウにも菱状のものがあるのかは不明、茎に開出毛も見られたが、屈毛のものも見られた。
 茎は分枝し、先が斜上し、開出毛が生える。葉は対生し、葉柄は長さ2~10㎜。葉身は長さ12~25㎜、幅9~20㎜の広卵形、先はやや尖り、基部は円形。葉の両面に白毛が多く、浅い鋭鋸歯が3~8対ある。上部の葉腋から出る短い総状花序に花を3~8個つける。花は直径約8㎜、皿形。花冠は4裂し、淡紅紫色を帯びた白色(まれに白色)。雄しべ2個は花冠より短い。雌しべ1個。蒴果は左右2室、長さ3~4㎜の菱形状扇形、基部が広い楔形、先は少し凹み、縁毛があり、熟すと上側が2裂する。種子は1室に約10個入り、扁平な惰円形。
 クワガタソウ Veronica miqueliana はやや大型で、茎が這い、曲がった毛が密生し、葉の鋸歯がやや荒く、蒴果が三角状扇形。
[花期] 6~7月
[草丈] 10~20cm
[生活型] 多年草
[生育場所] 標高の高い山地
[分布] 在来種 本州(関東地方北部、中部地方中部)
[撮影] 茶臼山  05.5.29
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