ワタスゲ   綿菅
[別名] スズメノケヤリ
[中国名] 白毛羊胡子草 bai mao yang hu zi cao
[英名] Tussock cotton-grass, linaigrette a large gaine
[学名] Eriophorum vaginatum L.
Eriophorum vaginatum L. subsp. fauriei (E.G.Camus) A. et D.Löve
Eriophorum vaginatum L. var. fauriei (E.G.Camus) Kitag.
カヤツリグサ科 Cyperaceae  ワタスゲ属
三河の植物観察
ワタスゲの果実
ワタスゲの鱗片
ワタスゲの葉
ワタスゲ
 基部の鞘は褐色。根生葉は茎より低く、幅約1㎜、糸状の3稜形、縁がざらつく。茎葉は鞘状、1~2個つき、長さ3~6㎝。茎頂に小穂を単生する。小穂は花時には長さ1~2(3)㎝、小花は多数つき、果時には長さ5㎝。鱗片は鉛色~灰緑色、縁は幅約1㎜が白色に透ける。果実のない空の卵状披針形の鱗片が10個以上つき、基部の鱗片は長さ5~10㎜になる。葯は長さ1~3㎜。糸状の花被片は10本以上、花被片が長さ10~18(25)㎜に伸び、白い綿毛状の球になり、この様子からワタスゲという。果実は長さ1.9~3.5㎜の倒卵形。2n=58,60(26,58,60,61,83)。
 同属のサギスゲも同じような綿毛をつくるが、茎に2~5個の小穂をつける。愛知県内にはワタスゲは自生しない。
[果期] 6~8月
[草丈] 10~60(80)㎝
[生活型] 多年草
[生育場所] 亜高山~高山の湿原
[分布] 在来種 北海道、本州(中部地方以北)、四国、朝鮮、中国、モンゴル、ロシア、南西アジア、ヨーロッパ、北アメリカ
[撮影] 栂池自然園  07.7.27
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