ウスノキ  臼の木
[別名] カクミスノキ(角実酢の木)、アカモジ
[学名] Vaccinium hirtum Thunb
Vaccinium hirtum Thunb. var. pubescens (Koidz.) Yamazaki
ツツジ科 Ericaceae  スノキ属
三河の植物観察
ウスノキの花柄
ウスノキの花
ウスノキの花2
ウスノキの果実
ウスノキの熟した果実
ウスノキの幹
ウスノキ
ウスノキ葉表
ウスノキ葉裏
 和名の由来は果実の先端が凹み臼に似ることから。別名はスノキと同じように果実や葉に酸味があり、萼に角張った稜があることから。ウスノキは地域変異があり、葉の大きさなどにより変種に分類されている。分類は困難であり、広義にVaccinium hirtumとすることも多い。広義のウスノキは次のとおり。
 葉は互生し、長さ2~5㎝、幅1~2.5㎝。葉の縁に細かな鋸歯があり、葉裏に短毛が生える。葉先は尖り、先端に腺状突起があり、葉の基部は円形。葉柄はごく短い。毛の量は変異が多い。枝先に赤い筋のある緑白色の花を1~3個下向きにつける。萼筒は5個の稜がある広鐘形。果実は長さ7~8㎜の卵状球形の液果で、赤く熟す。
 ウスノキ(狭義)var. pubescens は北海道、本州(日本海側に多い)に分布し葉が大きい。
 コウスノキ var. hirtum は本州(太平洋側)、四国に分布し、葉の長さ約2㎝と小さい。
 ツクシウスノキ var. kiusianum は九州に分布し、葉が小さく披針形。
 類似のスノキの萼筒には稜はなく、果実が紫黒色に熟す。
[花期] 4~6月
[樹高] 0.5~1.5m
[生活型] 落葉低木
[生育場所] 山地の林内、林縁、岩場
[分布] 在来種(日本固有種)   北海道、本州、四国、九州
[撮影] 愛知県民の森 06.4.8
岡崎市(果実)  11.7.11
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