ウラシマソウ  浦島草
[学名] Arisaema thunbergii Blume subsp. urashima (H.Hara) H.Ohashi et J.Murata
Arisaema urashima H.Hara
サトイモ科 Araceae  テンナンショウ属
三河の植物観察
ウラシマソウの仏炎胞
ウラシマソウの雄花
ウラシマソウの蕾
ウラシマソウの花
ウラシマソウ
ウラシマソウの葉
ウラシマソウ2
 和名の由来は花から上に長く伸びた付属体を浦島太郎の釣竿に見立てたもの。花のように見えるものは苞で、花序は中にあって見えない。このような形の苞は仏炎苞といわれる。
 地下に球茎(corm)がある。成熟して開花する株の葉は1枚、葉柄は太く、花茎より高く直立する。小葉は11~15枚。葉柄の基部が鞘状になった偽茎となっている。偽茎から花茎を直立し、暗紫色の仏炎苞をつける。仏炎苞の中に多数の花をつけた肉穂花序があり、花序の延長部(付属体)が仏炎苞の外に外に出て高く立ち上がり、先が細くなって垂れ下がる。雌雄異株であり、雄花から雌花へ転換することもある。雄株の仏炎胞の基部には虫が出られるように隙間がある。雄花は2~5個の雄しべだけからなり、雌花は緑色の球形の子房がある。果実は朱赤色に熟す。2n=28
 ナンゴクウラシマソウ subsp. thunbergii は本州(広島、山口)、四国、九州に分布する。付属体の基部にしわがある。ウラシマソウは平滑。
 カラスビシャクも付属体の先が立ち上がる。
[花期] 3~5月
[草丈] 40-50㎝
[生活型] 多年草
[生育場所] 山野の木陰
[分布] 在来種(日本固有種) 北海道南部、本州、四国、九州
[撮影] 蒲郡市形原町 01.3.20
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