チャイトスゲ  茶糸菅
[学名] Carex sachalinensis F.Schmidt var. aureobrunnea (Ohwi) Ohwi
Carex alterniflora Franch. var. aureobrunnea Ohwi
Carex pisiformis Boott var. aureobrunnea (Ohwi) T.Koyama
カヤツリグサ科 Cyperaceae  スゲ属
三河の植物観察
チャイトスゲの花序
チャイトスゲの果胞
チャイトスゲの基部
チャイトスゲ
チャイトスゲ基部の鞘
チャイトスゲの果胞
 オオイトスゲは地域や標高などにより、基部の鞘の色や果胞の嘴の長短などに差異があり、シロイトスゲ(東海地方以東)、チャイトスゲ(東海地方~近畿地方、四国、九州)、キイトスゲ(北海道、中部地方~中国地方)、ベニイトスゲ(近畿地方以西)、クジュウスゲ(中国地方、四国、九州)などの変種に分類されている。中間的なものも存在する。オオイトスゲをホンモンジスゲ Carex pisiformisの変種又は品種とし、その変種又は品種とする見解もある。また、チャイトスゲなどをホンモンジスゲの変種とする見解などもある。
 まばらに叢生し、地下に匐枝を出す。基部の鞘は褐色。葉は硬く、幅1.5~3㎜、やや硬い。葉縁の小刺は上向きで鋭い。苞は有鞘、葉身は小穂より長い。 雄性の頂小穂は淡褐色。雌性の側小穂は互いに離れてつき、淡緑色、柄が短い。果胞は長さ3~3.5㎜、無毛~まばらに短毛があり、嘴の長さは中位。雌鱗片は果胞より短く、淡緑色。痩果は長さ約2㎜、果胞よりかなり小さい。柱頭は3岐。
 ヤマオオイトスゲ Carex clivorum は密に叢生し、大株となり、匐枝は出さない。基部の鞘は濃褐色。雄小穂が緑白色、細い。
 イトスゲは叢生し、匐枝を出す。葉の幅が0.3~1㎜。基部の鞘は淡褐色、雌鱗片は淡緑色。果胞は長さ3~3.5㎜、、嘴の長さはやや長嘴、無毛。
[花期] 4~5月
[草丈] 20~40㎝
[生活型] 多年草
[生育場所] 山地の林内、林縁
[分布] 在来種(日本固有種) 本州(東海地方~近畿地方)、四国、九州
[撮影] 田原市 13.5.15
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