ツリージャーマンダー  
[別名] テウクリウム・フルティカンス
[英名] olive-leaved germander , tree germander , shrubby germander , silver bush germander
[学名] ‎Teucrium fruticans L.
シソ科 Lamiaceae   ニガクサ属
三河の植物観察
ツリージャーマンダー花序
ツリージャーマンダー花
ツリージャーマンダー雄しべ
ツリージャーマンダー蕾、咢
ツリージャーマンダー茎
ツリージャーマンダー
ツリージャーマンダー葉表
ツリージャーマンダー葉裏
 ツリージャーマンダーはニガクサ属、地中海沿岸原産の観賞用の栽培種。写真は品種の 'Ice Cube'アイスキューブ。
 ツリージャーマンダーは常緑低木(亜低木ともいわれる)、高さ50~150(200)㎝、多数、分枝し、大きくなり、全体に灰緑色、ビロード状。茎は直立、葉がつき、4稜形、若い茎は草質、灰白色、ときに褐赤色、綿毛がある。古い茎は木質、無毛、円柱形。葉は長さ (15) 25~35 (55)㎜×幅(8) 12~20 (35)㎜、茎に沿ってサイズが変化し、卵形、平ら、革質、宿存し、まれに波打ち、全縁、上面はオリーブ色の毛(薄い綿毛)があり又は無毛になり、下面は帯白色(~帯赤色)の綿毛がある。葉柄は長さ2~3㎜。花序は長さ15~25㎝の緩い総状花序、2花の輪散花序(verticilastros)が 8~10 (15)個、つく。側枝は長さ7~8㎝、輪散花序が5~6個つく。花は直立、両性又は雌性、花柄は長さ (3) 6~10㎜、綿毛がある。咢(Cáliz)は長さ(5) 10~12 (14)㎜、鐘形、葉質、 褐色、漸増し、果時に開き、普通の1.5倍になり、咢筒の内側に10脈がある。咢歯は長さ(4) 5~5.5 (6) ㎜、普通、咢筒より長く、平ら、楕円形、卵状披針形又は三角形、鋭形(agudos)、尖鋭形(acuminados)又は微突形(mucronados)、太い中脈をもつ。上側の中央の咢歯と下側の歯は幅が狭く、やや短い。上側の側歯は最も幅が広く、長い。ときに、開花前に下側の歯は収束し、側歯が中央の歯を守り、花期の間、上側の中央の歯は直立~斜上する。花冠は長さ20~24㎜、一唇形(unilabiada)、白ピンク色、ライラック色又は帯青色、暗色の脈又は斑点があり、花冠筒部は長さ4㎜未満、ギボス形(giboso)。後ろ側(上前)の側裂片は長さ6~7㎜×幅3~4㎜、卵形、長円形、長円状披針形、三角形、先は鋭形又は尖頭形、直立、集中し、先が散開する。前側(下側)の側裂片は長さ5~6 (7)㎜×幅 3 (3.5)㎜、後ろ側(上側)の側裂片と同長又は短く、長円形又は卵形、垂直又は平ら、散開する。前側(下側)の中裂片は長さ約20㎜、水平、のど部は長さ約10㎜、卵状披針形~長円形、凹面、背面に短い腺毛がある。雄しべは少なくとも、後ろ側の側裂片や直立する裂片や曲がった先の長さの3倍の長さがある。花糸は基部に三角形の先細りの毛をもち、下部の1/3に短い腺毛をもつ。小堅果(núculas)は長さ、3,5~4 (4,5)㎜、倒卵形、網目があり、長毛があり、球形の腺をもち、褐色。2n = 30; n = 15。[Flora Iberica] 花期は2~6月。
 品種) 'Album' , 'Azurea' , 'Azureum' , 'Azureum Compactum' , 'Compactum' , 'Collingwood Ingram' , 'Drysdale' , 'Ice Cube'アイスキューブ , 'Tutti Fruitti'
[花期] 2~6月
[高さ] 50~150(200)㎝
[生活型] 常緑低木(亜低木)
[生育場所] 栽培種
[分布] 外来種 地中海沿岸地域原産
[撮影] 西尾市  19.4.20
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