トダシバ  戸田芝
[別名] バレンシバ、ウスゲトダシバ
[中国名] 野古草 ye gu cao
[学名] Arundinella hirta (Thunb.) C.Tanaka 広義
Arundinella hirta (Thunb.) Tanaka var. ciliata (Thunb.) Koidz
Arundinella anomala Steud. .
イネ科 Poaceae  トダシバ属
トダシバ花穂
トダシバの小花
トダシバの果実
トダシバの葉鞘
トダシバ
トダシバ小穂
トダシバ小穂2
トダシバ葉
 和名は埼玉県の戸田が原に多かったことから名づけられた。葉の幅は05~1.5㎝、やや内側に巻く。葉には伏毛が生えるが、毛の量には個体差がある。毛の多いものをケトダシバ var. hirta、少ないものをウスゲトダシバ var. ciliata =Arundinella anomala と分類する説もある。両者を含めて広義にトダシバとすることも多い。
 根茎は横に這い、茎は直立し、節に短毛がある。葉舌は短く、縁に毛がある。葉鞘の毛の量にも変異が多く、普通、上向きの毛がある。ほとんど無毛のウスゲトダシバと呼ばれるものは、葉もほとんど無毛。円錐花序に小穂を多数つける。花序の枝の長さや密度には変異が多い。小穂は長さ3.5~4㎜、緑色~紫色を帯び、緑色の条線が目立ち、小花は2個つく。小穂が紫色を帯びると、花序全体が紫色を帯びて見える。第1苞頴は長さ3.5~4㎜、第2苞頴の基部を抱くようにつく。第1小花は雄性。第2小花は両性で結実し、護頴、内頴は薄膜質、護頴の基部に白毛がある。小穂から突き出た葯とブラシ状の柱頭は紫褐色。果実は長さ1.8~2㎜、暗灰色~暗褐色。2n=28,34,36,56
[花期] 8~10月
[草丈] 30~120㎝
[生活型] 多年草
[生育場所] 日当たりの良い草地、畑地の周辺、道端、林縁
[分布] 在来種  北海道、本州、四国、九州、朝鮮、中国、台湾、ロシア
[撮影] 蒲郡市豊岡町 09.9.25
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