テンニンソウ  天人草
[中国名] 天人草 tian ren cao
[学名] Comanthosphace japonica (Miquel) S. Moore
Leucosceptrum japonicum (Miq.) Kitam. et Murata
シソ科 Lamiaceae (Labiatae)  テンニンソウ属
三河の植物観察
テンニンソウ花序
テンニンソウ花
テンニンソウ花2
テンニンソウ苞
テンニンソウ
テンニンソウ葉
テンニンソウ葉鋸歯
 学名はFlora of China ではComanthosphace japonicaとしている。Leucosceptrum とComanthosphace (テンニンソウ属)をLeucosceptrumにまとめる見解が出された((1962年北村四郎・村田源)が、Flora of China やThe plant listでは現在でも分離する説をとっている。テンニンソウは中国にもあるとされているが、Flora of Chinaの解説ではComanthosphace japonicaは花が帯赤色~帯紫色、苞の先が長く尖らないなど、日本産とはやや異なり、オオマルバノテンニンソウに近いものである。
 北海道、本州、四国、九州に分布する。多年草又は亜低木。茎は直立し、断面が四角形。茎や花穂軸には星状毛がある。ただし、星状毛がほとんどない場合もある。葉は対生し、葉柄があり、茎上部の葉は葉柄が短い。葉身は長さ10~25㎝、長楕円形~広披針形、葉先は鋭形、下部を除いて低い鋸歯縁、葉の基部は楔形~広楔形。花は茎頂の長さ5~15㎝の穂状花序に多数つく。小花序ごとに苞がつき、苞は広円形、先が長く(尾状に)尖り、早落性。萼は筒状、腺点がある。花冠は淡黄色、腺点と細かい毛がある。雄しべ4個が花冠から突き出し、2個が長い。花糸は白色。花柱は白色、細く、雄しべより短く、花冠から突き出る。柱頭は2裂。子房は無毛。果実は4小堅果。花期は8~10月。
[花期] 8~10月
[草丈] 50~100㎝
[生活型] 多年草
[生育場所] 山地の林内、林縁
[分布] 在来種(日本固有種) 北海道、本州、四国、九州
[撮影] 美ケ原高原町  09.8.21

 テンニンソウ属

 Familia: Lamiaceae - tribe Satureieae - genus Leucosceptrum
Leucosceptrum とComanthosphace (テンニンソウ属) との合一(1962年北村四郎・村田源)の説以前はComanthosphaceをテンニンソウ属としていた。
【LeucosceptrumをComanthosphaceと分離する説のLeucosceptrumの解説】米团花 mi tuan hua
 灌木~小低木。樹皮は平滑、綿毛状の星状毛がある。葉は有柄。輪散花序(verticillaster)は花が密につき、頂生、円柱形の穂状。苞は類腎形、密に重なる。小苞は小さく、線形。花柄は短い。萼は鐘形、密に綿毛があり、わずかに曲がり、15脈があり、歯は5(~7)、等形、三角形。花冠は白色又は帯赤色~紫赤色、筒形、内側に環状に毛がある。花冠の拡大部は2唇形、上唇は凹形。下唇は3裂し、中央裂片が大きい。雄しべは4個、前側の2個が長く、花冠筒部の中間につく。花糸は細く、基部に密に毛があり、蕾の中では内巻きになり、花から突き出す。葯は1室、腎形、横に裂開し、底着。子房は4裂、疣状。花柱は細く、先はほぼ等しく、2裂し、裂片は錐形。花盤は類環状、等しく4浅裂する。小堅果は三稜形の(triquetrous)、長楕円形、先は切形、基部に環状痕(areolae)がある。
(1) Leucosceptrum canumの1種だけ。
  = Clerodendron leucosceptrum D. Don
  = Comanthosphace nepalensis Kitam & Murata
 中国、インド、ブータン、ネパール、ラオス、ミャンマー、ベトナムに分布する。

【Comanthosphace属】绵穗苏属 mian sui su shu
多年草又は亜低木 根茎がある。茎は普通、分枝せず、直立。葉は有柄又はほぼ無柄。輪散花序は花が6~10個つき、穂状花序は長く、密に白色の星状綿毛がある。苞は葉状又は鱗片状、早落性。小苞は小さく不明瞭。萼は筒状鐘形、目立たない10脈があり、外面に星状綿毛があり、内面は無毛。萼歯は5個、短い三角形、先は鋭形、前側の2歯は長い。花冠は帯赤色~帯紫色、2唇形。花筒は漏斗形、中間近くに、絨毛の環がある。上唇は2裂又はたまに全縁。下唇は3裂、中裂片は卵形、広がり、凹面形、袋形。側裂片は直立し、中裂片より小さい。雄しべは4個、前側の2個は長く、より突き出る。花糸は無毛。葯は卵形、1室、横に裂開する。子房は褐色、無毛。小堅果は三稜形の楕円形、黄褐色、金色の腺点がある。
(1) Comanthosphace formosana Ohwi  台湾に分布。台灣白木草
(2) Comanthosphace japonica (Miq.) S.Moore 日本 , 中国 (安徽省, 広東省, 江蘇省, 江西省)に分布。
(3) Comanthosphace nanchuanensis C.Y.Wu & H.W.Li 中国 (南川区, 四川省)に分布
(4) Comanthosphace ningpoensis (Hemsl.) Hand.-Mazz.
  var. ningpoensis 绵穗苏(mian sui su)  中国(安徽省, 貴州省, 湖北省, 湖南省, 江西省, 浙江省)
 var. stellipiloides  绒毛变种(rong mao bian zhong)  中国(江西省 ,浙江省)
(5) Comanthosphace stellipila (Miq.) S.Moore ex Briq. 日本固有種。

【まとめる説の解説】
 Leucosceptrum canumは花糸の基部に毛があり、花筒の内部には毛が無い。Comanthosphace属は花糸に毛が無く、花筒内部の花糸がつく部分に環状の毛がある。これだけでは属を分ける必要がない。
 大型の多年草、灌木又は小低木。葉は大きく、葉柄があり、無毛又はしばしば、星状綿毛があり又は羊毛状。穂状花序は頂生し、密に花がつき、円柱形。苞は広く、早落性。萼は筒形又は鐘形、等しく5裂する。裂片は短く、10脈がある。花冠は筒形、5裂し、裂片は円い。花筒は萼の中入り、わずかに突き出る。花筒の内側は無毛又は雄しべのつく位置に毛がある。雄しべは4個、長く突き出て離れ、無毛又は下部に毛がある。下側の雄しべが長い。葯は腎形、単室。花盤は等形。花柱は長く突き出し、先が2裂し、裂片は錐形。小堅果は楔形、三稜形。環状痕(areolae)は小さく、斜形。基準種は Leucosceptrum canum SM.。連はTribe Satureieaeに置く。

※Comanthosphace属を認めない説ではアジアに6種が分布し、日本には2種が分布する。
 1962年当時のLeucosceptrum sinenseは現在では別属のRostrinucula sinensisに分類されている。
----------花冠の雄しべのつく位置に環状に毛が無い------------
 Leucosceptrum canum
----------花冠の雄しべのつく位置に環状に毛が有る------------[Comanthosphace属]
(1)亜低木。.雄しべ4個、普通、無毛。葉は披針形~長楕円状披針形、無毛又は.わずかに単毛の毛がある。苞は先が長く鋭く尖る。花冠は黄色            ..............Leucosceptrum japonicum
(2)低木又は低い低木。茎は類円柱形。花冠は紫色。苞円形、先が短く尖る
                                     ..............Leucosceptrum stellipilum
(2)-1 var. stellipilum 狭義のミカエリソウ
 低木、分枝し、星状毛が綿毛状に密生する。葉は長楕円形又は楕円形、質がやや厚く、下面に星状毛が綿毛状に密生する。
(2)-2 var. tosaense オオマルバノテンニンソウ=トサノミカエリソウ=オオムラサキテンニンソウ
 低い低木、茎は無毛又は単毛で覆われる。葉は草質、広楕円形~楕円状卵形、上面はほぼ無毛又はまばらに毛があり、下面は単毛の剛毛が脈上にある。
(3)-3 var. formosanum タカサゴテンニンソウ
 低い低木、茎は密に毛がある。葉は膜質、楕円形、両面とも単毛がある。


 テンニンソウ属の主な種

 1  Comanthosphace japonica (Miquel) S. Moore  テンニンソウ 
    synonym Leucosceptrum japonicum (Miq.) Kitam. et Murata
【Flora of China の解説】
 日本、中国 (安徽省, 広東省, 江蘇省, 江西省)に分布する。亜熱帯性、常緑樹林下に生える。多年草又は亜低木。根茎は木質。茎は高さ60~100㎝、黄褐色、基部はほぼ無毛、円柱形花序部分を除いて、先には剛毛がある。葉柄は長さ0.5~6㎝、茎の上部では短くから無くなり、翼状になる。葉身は卵形~卵状楕円形、長さ8~20㎝、幅3.5~8㎝、薄い紙質、葉の上面はまばらな剛毛があり、脈上に密に剛毛がある。葉の下面は無毛、腺点があり、脈上に剛毛がある。葉の基部は広楔形、沿下し、縁は粗い鋸歯状、葉先は尾状。穂状花序は円柱形、長さ7~10㎝、幅2.5~3㎝、まばらに星状毛がある。輪散花序は(帯赤色~帯紫色の)花が10個つく。苞は重なり、卵状菱形、長さ9㎜、幅9㎜以下、早落性、内面は黄褐色、まばらに毛があり、外面は黄色、無毛、先は微突形。小苞は倒披針形、長さ約4㎜、幅約1.5㎜。花柄は長さ1~2㎜。萼は長さ約4㎜。萼歯は広三角形、長さ約0.5㎜、先は鋭形、前側の歯は幅が広い。花冠は長さ約8㎜、まばらに星状毛がある。花筒の中間にある絨毛の環は狭い。花筒は長さ約6㎜。上唇は長さ約1㎜、幅約2㎜、真っすぐ。下唇の中裂片は長さ約2㎜、幅約3㎜。側裂片は類円形、長さ約1㎜、幅約1.5㎜、ほぼ広がる。小堅果は長さ約3㎜。花期は8~9月。果期は10~11月。
 1-1 Comanthosphace japonica (Miquel) S. Moore f. albiflorum (Honda) Kitam. et Murata シロバナテンニンソウ
    synonym Leucosceptrum japonicum (Miq.) Kitam. et Murata f. albiflorum (Honda) Kitam. et Murata
    テンニンソウの白花品種
 1-2 Comanthosphace japonica (Miq.) S.Moore f. barbinervia (Miq.) Koidz. フジテンニンソウ
    synonym Leucosceptrum japonicum (Miq.) Kitam. et Murata f. barbinervium (Miq.) Kitam. et Murata 
 1-3 Comanthosphace japonica (Miq.) S.Moore var. radicans Honda オオムラサキテンニンソウ
     basynonym Leucosceptrum stellipilum (Miq.) Kitam. et Murata var. radicans (Honda) T.Yamaz. et Murata オオマルバノテンニンソウ
     synonym Comanthosphace tosaensis Makino ex Koidz. オオマルバノテンニンソウ(ツクシミカエリソウ、トサノミカエリソウ)
     synonym Leucosceptrum stellipilum (Miq.) Kitam. et Murata var. tosaense (Makino ex Koidz.) Kitam. et Murata トサノミカエリソウ
   本州(島根県、広島県、山口県)、四国、九州に分布する。ミカエリソウより葉がやや大きく、葉は草質、広楕円形~楕円状卵形、上面はほぼ無毛又はまばらに毛があり、下面は単毛の剛毛が脈上にある。苞は先がやや長く尖る。花は紅紫色。
 2  Comanthosphace stellipila (Miq.) S.Moore  ミカエリソウ
    synonym Leucosceptrum stellipilum (Miq.) Kitam. et Murata
 本州(福井県以西)、四国、九州、中国に分布=オオマルバノテンニンソウをComanthosphace stellipilaの変種とする見解の場合。
 2-1 Comanthosphace stellipila (Miq.) S.Moore var. stellipilum  ミカエリソウ(狭義)
    synonym Leucosceptrum stellipilum (Miq.) Kitam. & Murata var. stellipilum
  本州(長野県・愛知県~岡山県)に分布する。
  落葉小低木。樹皮は淡灰褐色。高さ40~100㎝。葉は対生し、葉柄がある。葉は葉形に変化があり、楕円形~長楕円形~広卵形、長さ10~20㎝、葉先は微凸形~鋭形、葉の基部は楔形~広楔形、普通、基部を除いて、やや不規則な鈍~鋭鋸歯縁。葉表は無毛、葉裏に細かい白色の星状毛を綿毛状に密生し、とくに脈状に多い。穂状花序は頂生、直立し、円柱形、長さ7~15㎝、紅紫色(花冠の先と花糸の色)の花を多数つける。苞は覆瓦状に多数つき、類円形~扁円形、先は微突形、鱗片状、早落性、苞ごとに3個花がつく。花序の基部の数段の苞には花がつかず、最下の苞の先は長く尖る。花は下部側から順に開花して花序が伸び、苞が落ちると萼と花冠が見えるようになる。萼は緑色、筒状鐘形、先は5歯、歯は短い三角形。花冠は筒形、長さ約1㎝、萼の長さの約2~2.5倍、先は2唇形。雄しべは4個、花筒の中間につき、花糸は紅紫色、花筒から長く突き出る。花筒内部の雄しべのつく位置に環状に毛が有る。雌しべは1個、花柱は細く、紅紫色、先は2裂し、裂片は錐形。小堅果は3稜状。花期は9~10月
 2-2 Leucosceptrum stellipilum (Miq.) Kitam. et Murata f. albiflorum (Yatoh) Kitam. et Murata   シロバナミカエリソウ
  ミカエリソウの白花品種。
 3  Comanthosphace formosana Ohwi タカサゴテンニンソウ
    synonym Leucosceptrum stellipilum (Miq.) Kitam. et Murata var. formosanum (Ohwi) Kitam. et Murata
  台湾に分布。多年草、亜低木、茎は密に毛があり、単毛と星状毛に覆われる。葉は楕円形~卵形、長さ15~20㎝、幅6~10㎝、鋸歯縁、基部は楔形、両面に単毛がある。穂状総状花序は頂生。苞は卵状披針形。萼は鐘形。上歯は3個、下歯は2個。花冠は紫紅色、筒形、2唇形。上唇は2裂、下唇は3裂。中裂片は最も大きく、嚢状。雄しべは4個、2強雄しべ。柱頭は2裂。小堅果は3稜状楕円形、腺点がある。花期は8~9月。薄く、茎に毛が少ない。
 4  Leucosceptrum canum Smith 米团花 mi tuan hua
 中国、インド、ブータン、ネパール、ラオス、ミャンマー、ベトナムに分布する。
 高さ1.5~7m。樹皮は暗灰黄色又は褐色、薄片が剥離する。枝は若いときに密に灰色又は帯黄色の綿毛があり、帯褐色、微軟毛があり又は古くなるとほぼ無毛になる。葉柄は長さ1.5~3(~4.5)㎝、密に帯黄色の綿毛がある。葉身は楕円状披針形、長さ10~23㎝、幅5~9㎝、紙質、若いときに密に灰色又は帯黄色の綿毛状星状毛又は羊毛状毛がある。上面はほぼ無毛又は微軟毛が中脈にあり、基部は楔形、縁は鋸歯状又はときに円鋸歯状、先は尖鋭形。穂状花序は長さ10~13㎝、花が密につき、円柱形、密に星状綿毛があり、輪散花序には花が6個~多数つく。苞は鋭形、縁は全縁又は不規則な円鋸歯、果時に落ちる。花柄は長さ約1㎜。萼は長さ6~8㎜、密に帯黄色の星状綿毛がつき、いぼ状、内側は無毛。萼歯は長さ1.5㎜以下。花冠は長さ8~9㎜、外側は星状綿毛がある。小堅果は外側は平滑、内側は透明ないぼ状。花期は11~3月。果期は3~5月。
 5  Comanthosphace nanchuanensis C. Y. Wu & H. W. 南川绵穗苏 nan chuan mian sui su hua
 中国原産。
 多年草、茎は高さ約60㎝、不分枝、細かい条線があり、基部は無毛、先には星状綿毛があり、ほぼ無毛になる。葉柄は長さ約5㎜、密に星状毛があり、ときにコルク状になる。葉身は卵形、長さ7~10㎝、幅3.5~4㎝、下面に若いときに金色の腺点があり、上面はまばらに星状毛があり、その後、無毛になり、基部は楔形、縁は上部が鋸歯状又は重鋸歯状、先は尖鋭形。脈上に星状毛又は微細剛毛がある。下面は無毛、金色の腺点がある。穂状花序は直立し、花時に長さ10㎝、幅1.5~2㎝、円柱形、密に星状綿毛がある。輪散花序は連続し、花が10個つく。花葉は披針形~錐形、長さ1~1.5㎝、幅5~7㎜、縁はまばらな鋸歯状又は全縁。苞は広三角状卵形、長さ2~3㎜、5脈をもち、灰色の星状綿毛があり、先は類尖鋭形。花柄は長さ1~1.5㎜。萼は長さ約4㎜、密に白色の星状綿毛がある。萼歯は広三角形、長さ約1㎜、前側の歯は幅が広い。花冠は帯紫色、長さ約8㎜、星状綿毛があり、基部は無毛、密な絨毛の環がある。花冠筒部は長さ約6㎜、突き出す。上唇は平ら、長さ約1㎜、幅約2㎜。下唇の中裂片は長さ約2㎜、ほぼ嚢状。側裂片は長さ約1㎜、広がる。雄しべは紫色。子房は点々がある。小堅果は知られていない。花期は8月。
 6  Comanthosphace ningpoensis (Hemsley) Handel-Mazzetti 绵穗苏 mian sui su
 多年草、直立する。根茎は木質。茎は高さ60~100㎝、黄褐色、ほぼ無毛、先部は白色の星状綿毛があり、乾くと紫滑翔。葉柄は長さ5~10㎜、無毛。葉身は卵状長楕円形~広楕円形~楕円形、長さ 7~13(~20)㎝、幅4~8(~9.5)㎝、紙質、上面は小剛毛があり、類無毛になり、下面は星状毛があり、基部は広楔状漸尖、縁は基部より上は鋸歯状、先は尖鋭形。穂状花序は円柱形長さ8~18(~40㎝、幅約1.5㎝、星状綿毛があり、基部は間隔が開く。下部の苞は葉状、無柄、広卵状披針形、長さ約1.5㎝、内側はまばらに小剛毛があり、外側は星状綿毛があり、基部は類心形、縁はまばらに歯状、先は鋭形。上部の苞は卵状菱形、基部が黄褐色。花柄は長さ1~3㎜。萼は筒状鐘形又は鐘形、長さ約4㎜、密に白色の星状綿毛があり、萼筒は長さ約3㎜。前側の萼歯は後側の萼歯より幅が広い。花冠は長さ約7㎜、密に白色の星状綿毛があり、筒部の中間に密に環状の毛がある。筒部は長さ約3㎜、上部が徐々に膨れる。拡大部は広がり、上唇は長さ約1㎜、幅約2㎜、先は2裂又はたまに全縁、真っすぐ。下唇の中裂片は幅約2㎜、側越片は長さ約1㎜。小堅果は知られていない。花期は8~10月。
 6-1 var. ningpoensis 绵穗苏 mian sui su  中国(安徽省, 貴州省, 湖北省, 湖南省, 江西省, 浙江省)原産
   葉は下面が古くなるとほぼ無毛.
 6-2 var. stellipiloides  绒毛变种 rong mao bian zhong  中国(江西省 ,浙江省)原産
   葉は下面に密に星状毛がある。

 テンニンソウ属の園芸品種

 Leucosceptrum japonicum 'Silver Angel' (v) , Leucosceptrum japonicum 'Mountain Madness' (v) , Leucosceptrum japonicum 'Golden Angel' , Comanthosphace japonica 'Golden Angel' , Comanthosphace japonica 'Mountain Madness' , Comanthosphace stellipila 'October Moon') Leucosceptrum stellipilum 'Variegatum' (v) , Comanthosphace stellipila 'Shiro Sankou' , Comanthosphace stellipila 'Ogon'


 参考

1)[PDF]Leucosceptrum と Comanthosphace
  Leucosceptrum とComanthosphace(テンニンソウ属)との合一
  http://jboli.c.u-tokyo.ac.jp/~jsps/pdf/20(1)/110003762914.pdf
2) Flolra of China
 Leucosceptrum
 Comanthosphace japonica
 http://www.efloras.org/florataxon.aspx?flora_id=2&taxon_id=118441
 http://www.efloras.org/florataxon.aspx?flora_id=2&taxon_id=200019559
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