タイワンカモノハシ  台湾鴨の嘴
[中国名] 有芒鸭嘴草 you mang ya zui cao
[学名] Ischaemum aristatum L. var. aristatum
イネ科 Poaceae  カモノハシ属
三河の植物観察
タイワンカモノハシの穂
タイワンカモノハシ小穂
タイワンカモノハシ葉舌
タイワンカモノハシ
タイワンカモノハシ葉裏
 カモノハシの母種に当たる。 愛知県にはカモノハシはほとんど見られなく、このタイワンカモノハシが点在するといわれている。
 茎、葉、葉鞘はすべて無毛で、平滑。稈の節も無毛。葉舌は長さ2~2.5㎜の膜質、無毛。穂状花序は長さ4~7㎝。小穂は長さ約8㎜、2個ずつ対になってつく。第1小穂は有梗(雄性)、第2小穂は無梗(両性)、2小花。第2小穂の護頴(第4頴)には長い芒があり小穂から5~7㎜突き出る。第1苞頴は革質で、広い翼がある。2n=72
 カモノハシ var. crassipes の芒は小穂から普通、1~4.5㎜ほど突き出るだけである。第1苞頴は翼がタイワンカモノハシに比べ狭く、上部だけにある。また、葉舌の縁が毛状、葉鞘上部の縁に長毛がある。
 ケカモノハシ Ischaemum anthephoroides は小穂、葉などに白毛が密生する。
 タイワンカモノハシとして掲載しているが、まだ、疑問点が残る。疑問点①芒がはっきり見えるがやや短い。②第1苞頴の翼がこの広さでよいのか。③第1苞頴の翼が同じで、葉鞘の上部の縁に長毛があるものが他所で見られた。
[花期] 7~9月
[草丈] 30~80㎝
[生活型] 多年草
[生育場所] 湿った草地、海岸
[分布] 在来種  本州(紀伊半島以西)、四国、九州、沖縄、朝鮮、中国、台湾
[撮影] 豊田市 03.8.20
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