タイヌビエ  田犬稗
[別名] クサビエ
[中国名] 水田稗 shui tian bai
[英名] rice barnyardgrass
[学名] Echinochloa oryzicola Vasing.
Echinochloa crus-galli (L.) P.Beauv. var. oryzicola (Vasing.) Ohwi
Echinochloa phyllopogon (Stapf) Koso-Pol.
Echinochloa oryzoides auct. non (Ard.) Fritsch
イネ科 Poaceae  イヌビエ属
三河の植物観察
タイヌビエ穂
タイヌビエ穂2
タイヌビエ葉
タイヌビエ茎
タイヌビエ
タイヌビエの小穂
 水田の雑草としてきらわれている。
 葉は長さ10~30㎝、幅1~1.5㎝、葉縁が白く肥厚する。無毛であるが、まれに下部の葉裏に毛がある。花序は長さ8~15㎝。小穂は淡緑色、大きく、長さ3.8~6(4以上)㎜、芒はやや長いことがあり、3~10(20)㎜。第1苞頴は小穂の長さの1/2~2/3と大きく、先が尖る。イヌビエと異なり第1小花の護頴の表面に光沢があり、膨らんでいる(腹が丸い)。護頴は長さ3.5~5㎜。2n=54
 上の写真の4個の小穂はすべて同じ花序のものであり、この2種のタイプが混在していた。写真のものは水田でなく、畑に生えていたものであり、紫褐色を帯びていて、葉縁も紫褐色である。全体に大型(草丈80㎝、小穂の長さ3~4.5㎜)であることから、タイヌビエと判断した。
 ヒメタイヌビエの小穂の長さは3㎜程度であり、ヒメタイヌビエには芒がほとんどなく(0.5~1㎜)、第1苞頴が小さい。
[花期] 7~10月
[草丈] 40~90㎝
[生活型] 1年草
[生育場所] 水田など湿った場所
[分布] 在来種 北海道、本州、四国、九州、沖縄、朝鮮、中国、台湾、インド、インドネシア、パキスタン、中央アジア、ロシア、ヨーロッパ、アメリカ
[撮影] 蒲郡市西浦町  09.7.19
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