タブノキ  椨の木
[別名] イヌグス、イヌクス
[中国名] 红楠 hong nan
[学名] Machilus thunbergii Sieb. et Zucc.
クスノキ科 Lauraceae  タブノキ属
三河の植物観察
タブノキの花序の蕾
タブノキの花横
タブノキの腺体
タブノキ芽
タブノキ未熟な果実
タブノキ熟した果実
タブノキ種子
タブノキの幹
タブノキ
タブノキ花序
タブノキの花
タブノキ葉表
タブノキの葉裏
タブノキの葉裏拡大
 沿海地の極相林(樹種の構成がさほど変化しない状態になった林)の代表的な高木。
 樹皮は淡褐色~褐色の平滑、皮目が散在する。葉は互生し、長さ4.5~9(13)㎝、幅3~6㎝の倒卵状長楕円形、枝の先端に集まってつき、縁には鋸歯がなく、革質で厚く、光沢がある。葉裏は灰白色。葉柄は長さ1~3.5㎝、枝先の円錐花序に多数の花をつける。小花柄は長さ6~9㎜、赤くなることも多い。花は両性、直径約1㎝。花被片は黄緑色、6個、長さ約5㎜、内面に細毛があり、幅の広い内花被片3個の毛が多い。雄しべは9個。葯は黄色、葯室は4個。花糸は扁平で太い。雌しべ1個、蕾の頃は雄しべと同長であり、開花すると雄しべが長くなり、内側の3個の雄しべの間に隠れる。橙黄色の有柄の腺体が9個あり、内側の3個は腺体になった仮雄しべであり、腺体がスペード形。果実は直径8~9㎜、ほぼ球形の核果、花被が残り、光沢のある緑色から次第に黒紫色となって光沢がなくなり、8~9月頃に熟す。
 ヒメユズリハは葉裏の網状脈が明瞭。花が紫褐色。果実が球形で、冬に熟す。
[花期] 4~6月
[樹高] 15~20m
[生活型] 常緑高木
[生育場所] 海岸の林内、林縁
[分布] 在来種   本州、四国、九州、朝鮮、中国、台湾
[撮影] 鳳来寺山  03.8.2笠山  06.6.25
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