シロバナナガバノイシモチソウ  白花長葉の石持草
[学名] Drosera makinoi Masam.
(Drosera indica L. forma albiflora)
モウセンゴケ科 Droseraceae  モウセンゴケ属
三河の植物観察
シロバナナガバノイシモチソウの花
シロバナナガバノイシモチソウの腺毛
シロバナナガバノイシモチソウ
 ナガバノイシモチソウは食虫植物。葉は狭線形で腺毛があり、腺毛の先端の粘液に触れた虫を腺毛で捕らえる。花は淡紅色又は白色。白花のものをシロバナナガバノイシモチソウという。壱町田湿地に生えるのは白花。ナガバノイシモチソウの自生地は少なく、赤花は豊橋市内と豊明市内の保護地にある。
 2007年からの研究で、愛知教育大の渡辺幹男教授が白花は赤花とは別種であることを突き止めた。種子の模様が違い、遺伝子配列が大きく違い、互いの交配ができない。種名は過去に命名され、synonymとされていたDrosera makinoi Masam.が採用された。赤花もDrosera indica とは違い日本固有種であることが判明している。
 葉は長さ4~7㎝、腺毛が密生する。腺毛から出る粘液は芳香をがあり、昆虫を誘引捕捉する。葉に対生し、長さ約5㎝の総状花序を伸ばし、まばらに3~7個の花をつける。花弁は5個、白色、長さ6~8㎜の長楕円形。雄しべ5個。花柱は3個、先が2深裂。
[花期] 7~8月
[草丈] 7~20㎝
[生活型] 1年草
[生育場所] 湿地
[分布] 在来種(日本固有種) 愛知県(壱町田湿地)、茨城県、栃木県  
[撮影] 壱町田湿地   01.8.6
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