ナガバノイシモチソウ  長葉の石持草
[学名] Drosera toyoakensis M. Watanabe
(Drosera indica L.)
モウセンゴケ科 Droseraceae  モウセンゴケ属
三河の植物観察
ナガバノイシモチソウの花
ナガバノイシモチソウの花
ナガバノイシモチソウの葉
ナガバノイシモチソウの葉2
ナガバノイシモチソウ
 自生地は少なく、保護地にしか残存しない。愛知県内ではこの豊橋市内のほか豊明市内と白花の壱町田湿地の3箇所に限られる。日本のナガバノイシモチソウは中国、台湾などアジア、アフリカ、オーストラリアに広く分布するDrosera indicaであると長い間、考えられてきたが、最近の研究で日本固有種であることが解明され、新しい種名が与えられた(2013年)。白花も別種であり、別の名が与えられている。
 4月下旬に発芽する。葉は互生し、長さ3~10㎝、幅0.5~3㎜の狭線形、先は線状になる。葉に緑色の腺毛があり、腺毛の先端から粘液を出し、付着した虫を腺毛で捕らえ、消化酵素を出して消化する。葉に対生して長さ4~12㎝の総状花序を伸ばし、花を3~10個つける。花は直径10~12㎜、淡紅色、花弁は5個、長さ6~8㎜、へら状楕円形。萼片は長さ約3㎜、幅約1㎜、狭楕円形。雄しべ5個。花柱は3個、先が2深裂。蒴果は約140個の種子を入れ、3裂開する。種子は直径0.2~0.4㎜。
 Drosera indica は中国、台湾、アジア、アフリカ、オーストラリアなどに広く分布する。中国名は长叶茅膏菜( chang ye mao gao cai)。英名はIndian sundew。茎は直立又は平伏し、長さ20~50㎝。葉は長さ2~12㎝、幅1~3㎜。花茎は長さ6~50㎝。花は白色、淡紅色、オレンジ、赤紫色、1~30個つく。花弁は長さ5~10㎜、幅3~4㎜。雄しべ5個。花柱は3個、先が2深裂。2n=28
[花期] 7~10月
[草丈] 7~35㎝
[生活型] 1年草
[生育場所] 湿地
[分布] 在来種(日本固有種) 愛知県、三重県
[撮影] 豊橋市佐藤町 長三池湿地 03.7.20
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