シキミ  樒
[別名] ハナノキ、ハナシバ
[中国名] 日本莽草 ri ben mang cao 日本八角 ri ben ba jiao
[英名] Japanese star anise, star magnolia
[学名] Illicium anisatum L.
Illicium religiosum Siebold et Zucc.
Illicium japonicum Sieb.
マツブサ科 Schisandraceae  シキミ属
三河の植物観察
シキミの花序
シキミの花
シキミの花背
シキミの蕾
シキミの果実
シキミの幹
シキミ
シキミ2
シキミ葉表
シキミ葉裏
 シキミ科 Illiciaceae はマツブサ科に含められた。シキミ属を別科とする見解もある。
和名の由来は実が有毒なことから、「悪しき実」のアが抜けてシキミに転じたといわれている。また、実の形から「敷き実」といわれたなどの説もある。全体が有毒で、果実は猛毒。仏前草ともいわれ、仏事に使われるため、寺院によく植栽されている。
 幹は暗灰褐色、縦に浅い割れ目が入る。葉は互生し、長さ4~10㎝の倒卵状広披針形、全縁、柔らかい革質、側脈は不明瞭。葉表に光沢があり、葉裏に油点がある。葉腋にかくれるように直径2~3cmの淡黄白色花が数個集まってつく。花弁は線状披針形で12個。旧モクレン科に属し、シデコブシの花にやや似ている。果実は袋果が放射状に並んだ集合果、やや木質状になる。2n = 28
 葉が似ているミヤマシキミはミカン科。
 トウシキミ Illicium verum は中国に分布し、中国名は八角(ba jiao) 。果実はスターアニス、八角、大茴香(だいういきょう)などと呼ばれる中華料理の香辛料。
[花期] 3~4月
[樹高] 2~5m
[生活型] 常緑小高木
[生育場所] 山地の林内
[分布] 在来種  本州(宮城県以西)、四国、九州、沖縄、朝鮮
[撮影] 幡豆町   12.3.26  果実07.11.9
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