セリモドキ  芹擬
[別名] タニセリモドキ
[学名] Dystaenia ibukiensis (Y.Yabe) Kitag.
セリ科 Apiaceae (Unbelliferae)  セリモドキ属
三河の植物観察
セリモドキ花
セリモドキ鞘
セリモドキ葉
セリモドキ
 葉は質がやや厚く、2~3回羽状複葉、小葉は不規則に分裂する。葉の表面は無毛、葉縁及び裏面脈上に短毛があることもある。頂小葉の基部は狭い楔形。大散形花序に、小さな白色の5弁花を多数つける。大散形花序の柄はほぼ同長で、10~30本。萼歯は長三角形。総苞片は幅が狭く、小総苞は線形・有毛、ともに数は少ない。果実は長さ4~5㎜の卵状惰円形、隆条はすべて翼となり、翼の幅は均等。
 タニセリモドキはセリモドキの葉の切れ込みの深いものをいうが、今は区別されていない。
 誤認しやすいヤマゼリは葉の切れ込みが規則的で質が薄い。また、大散形花序の柄がやや不均等で数が少ない。果実の側隆条の翼が幅広く、均等でない。
 ガイドブックに載っているニセイブキゼリTilingia holopetala (Maxim.) Kitag. は伊吹山には存在せず、伊吹山のものはセリモドキの誤り。ニセイブキゼリの分布の西限は福井県荒島岳である。
[花期] 7~9月
[草丈] 60~80㎝
[生活型] 多年草
[生育場所] 山地
[分布] 在来種(日本固有種) 本州(近畿地方以北)
[撮影] 伊吹山  02.8.2
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