サクラダソウ  
[別名] オオミムラサキコケモモ、パープルクランベリー
[中国名] 铜锤玉带草 tong chui yu dai cao
[英名] roundleaf star creeper
[学名] Lobelia nummularia Lamarck
Pratia nummularia (Lam.) A. Braun et Asch
Pratia begonifolia (Wall.) Lindl.
キキョウ科  Campanulaceae  ミゾカクシ属
三河の植物観察
サクラダソウ花正面
サクラダソウ花雌しべ
サクラダソウ萼
サクラダソウ3
サクラダソウ3
サクラダソウの果実
サクラダソウの茎と葉柄
サクラダソウ
サクラダソウ花
サクラダソウ葉表
  標準和名はサクラダソウ、園芸種ではオオミムラサキコケモモとして流通している。プラティア属 Pratia とする見解もあるが、Flora of China などはミゾカクシ属の見解を採っている。三ヶ根山の山中の道端で見られた。茎に開出毛が多く、果実は紫色を帯びたピンク色。
 茎は這い、絨毛(長軟毛)があり、まれに無毛、単一又は基部で分枝し、節から根を出す。葉は互生し、葉柄は長さ2~14㎜、軟毛で覆われる。葉身は円形~腎臓形~卵形、長さ0.7~2.6㎝、幅0.5~2.7㎝、両面は無毛~有毛、基部は心形~斜めの楔形~まれに切形、鋸歯縁~円鋸歯縁、先は鋭形~鈍形~円形。花は単生、腋生、花柄は長さ0.7~3.5㎝、無毛。花床筒は狭惰円形~つぼ形、長さ2~4㎜、幅2~3㎜、無毛~絨毛。萼片は線形~三角形、長さ2.5~6㎜、縁に2~3対の歯がある。花冠は紫赤色、短紫色、ピンク色、緑色、黄白色、長さ6~10㎜、花筒は無毛又はまれに外側に縁毛があり、内側に絨毛があり、花弁は2唇形、上唇は2裂し、線形~三角形、下唇は3裂し、披針形。雄しべは中間の上で合着する。花糸は無毛、葯は長さ1~1.5㎜、背面が絨毛状、低い2個の葯は先がひげ状。果実は液果、紫赤色、惰円形~球形、長さ0.7~1.5㎝。種子は類球形、わずかに扁平、網状。2n=16,2n=28(x=7)
 Lobelia angulata はニュージーランド原産。lawn lobeliaといわれ、グランドカバーに植えられ、イギリスなどで野生化している。サクラダソウの学名が誤ってLobelia angulataとされていたこともある。全体に無毛からほぼ無毛。葉が小さく、花がやや大きく、花被片の幅が広い。果実はよく似ている。
 多年草、無毛~ほぼ無毛。這い又は傾伏し、小~大のマット又は散在するパッチを形成する。茎は匍匐し、節から根を出し、単一又は分枝し、細い。葉柄は長さ1~2(5)㎜。葉身は長さ2~12㎜、幅2~8㎜、広卵形~ほぼ円形、普通、粗い歯状、ときに全縁~ほぼ全縁、膜質~類多肉質、しばしば紫色を帯びる。花柄は長さ6㎝以下、細い。花は単生。萼片は長さ2~4㎜、線形~狭三角形。花冠は白色、2唇形、深裂し、裂片は7~15(18)㎜、線状披針形~楕円形~倒倒披針形、脈が紫色、先は鋭形~微突頭。下唇は広がり、上唇もほぼ広がる。果実は直径7~12㎜、広倒卵形~類円形、赤紫色~ピンク色を帯びた紫色。2n=70, 140。
[花期] 5~7月
[草丈] 12~55㎝(這う長さ)
[生活型] 多年草
[生育場所] 道端、丘の湿った場所、斜面の草地、開けた林地(低地)
[分布] 帰化種  中国、台湾、インド、ブータン、ネパール、バングラデシュ、ラオス、タイ、ミャンマー、ベトナム、インドネシア、マレーシア、フィリピン、パプアニューギニア、オーストラリア、ニュージーランド
[撮影] 三ヶ根山  16.7.11(花)
        15.9.10(果実)
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