オオヤマカタバミ  大山片喰、大山酢漿草
[別名] オオミヤマカタバミ
[中国名] 三角叶酢浆草 san jiao ye cu jiang cao
[学名] Oxalis obtriangulata Maxim.
Acetosella obtriangulata (Maximowicz) Kuntze.
カタバミ科 Oxalidaceae  カタバミ属
三河の植物観察
オオヤマカタバミの花
オオヤマカタバミの雄しべ
オオヤマカタバミの萼
オオヤマカタバミの果実
オオヤマカタバミ葉
オオヤマカタバミ葉3
オオヤマカタバミ
オオヤマカタバミ2
オオヤマカタバミ果実
 オオヤマカタバミはカタバミ属の多年草。ミヤマカタバミに似るが、小葉の縁が鋭形。苞が花のすぐ下につく。花弁の先が凹む。蒴果はミヤマカタバミよりかなり大きく、種子はミヤマカタバミよりかなり小さい。
 愛知県では絶滅危惧ⅠB類に指定され、東三河で1か所だけ確認されている。
 林下に生え、全体が柔らかく、弱々しい。高さは5~12㎝、果時に28㎝までになる。地下茎は地中を横に這い、直径5~8㎜、葉基部が残った褐色の多肉質の鱗片に覆われる。葉は1~2個、根生し、3小葉。葉柄は長さ4~9㎝、果時には25㎝までになる。小葉は長さ1~1.8㎝、幅1.4~2.2㎝、果時には大きくなり、長さ約4.5㎝、幅約6㎝、下面は白色の伏毛がある(又は無毛)、上面は無毛、先は切形、微凹形、裂片の先は鋭形~類鋭形。花序柄(花茎)は1~2本、根茎から出て、分枝せず、頂部に花を1個ずつつける。葉の展開より前に咲き、開花時には出ている葉は折りたたまれている。花茎は高さ8~15㎝、先端に苞がつき、苞とほぼ同長の花柄の先に、花がつく(花のすぐ下に苞がつく)。苞は長さ3~4㎜。花は直径2.5~3.5㎝、下向き~やや横向きにつける。花弁は5個、長さ約1.6㎝、幅約0.8㎝、先が凹み、白色、内面に紅紫色の筋が入り、外面にも薄く筋が見える。萼片は緑色、長さ7~8㎜の長円形、宿存する。蒴果は長さ3~4㎝×幅0.6~0.8㎝の長い円錐形。種子は長さ1.8~2㎜×幅1~1.5㎜の卵形、縦のうねがある。
[花期] 3~4月
[草丈] 5~12(28)㎝
[生活型] 多年草
[生育場所] 山地の林内
[分布] 在来種 本州(中部地方)、四国、朝鮮、中国、ロシア
[撮影] 東三河  14.3.28
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