ヨーロッパなど世界で広く栽培されている。日本には明治の初めに観賞用として導入され、各地に帰化したものである。三河では海岸に近いところでなく、山間部に近いところで稀に見かけられる。
茎は直立し、開出した剛毛があり、剛毛の基部には暗赤色の凸点がある。根生葉は倒卵形、鈍頭。茎葉は長さ6~15㎝、幅約3㎝の長楕円形、先が尖り、縁が波打つ。花は黄色で直径約7(4~8)㎝と大きく、しぼんでも赤くならない。蒴果は長さ約2㎝。2n=14
オオマツヨイグサがマツヨイグサの仲間で最も大きく、次に大きいのが
マツヨイグサ、
メマツヨイグサで、これらの花の直径は5㎝以下。