オオイヌノフグリ 大犬の陰嚢

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Flora of Mikawa

オオバコ科 Plantaginaceae クワガタソウ属

別 名 ルリカラクサ 瑠璃唐草
中国名 阿拉伯婆婆纳 a la bo po po na
英 名 Persian speedwell, common field-speedwell, bird's eye
学 名 Veronica persica Poir.
オオイヌノフグリ花
オオイヌノフグリ花横
オオイヌノフグリ萼
オオイヌノフグリ白花
オオイヌノフグリ果実
オオイヌノフグリ種子
オオイヌノフグリ
オオイヌノフグリ2
オオイヌノフグリの葉
花 期 2~6月
高 さ 15~25㎝
生活型 2年草
生育場所 道端、石垣の隙間
分 布 帰化種 ユーラシア・アフリカ原産
撮 影 蒲郡市形原町  04.3.14
明治の中頃から日本で見られるようになり、現在では日本全土に広がり、どこでも見られる。科はゴマノハグサ科からオオバコ科へ移動された。
 葉は下部では対生、上部では互生し、長さ約1.2㎝、幅約1㎝で縁に鋸歯がある。茎の上部の葉脇から長い柄を伸ばし、花を1個ずつつける。花は直径約8㎜。花冠は4裂し、1個が小さく、色も薄い。萼も4裂する。雌しべ1個、雄しべ2個。白色花もまれに見られ、雄しべが青く目立つ。果実はやや扁平なハート形。種子は長さ約1.5㎜の内面が窪んだ卵形、種沈がある。2n=28
 白花で類似種のコゴメイヌノフグリは花が小形で、葉、茎、実に毛が多く、雄しべまで真白である。
 在来種のイヌノフグリは花が小さく、ピンク色で、ほとんど見かけられなくなってきている。