オオバヤシャブシ  大葉夜叉五倍子
[学名] Alnus sieboldiana Matsum.
カバノキ科  Betulaceae ハンノキ属
三河の植物観察
オオバヤシャブシの花
オオバヤシャブシの雌花
オオバヤシャブシの雄花
オオバヤシャブシの花粉
オオバヤシャブシの幹
オオバヤシャブシの幹2
オオバヤシャブシ
オオバヤシャブシ葉
オオバヤシャブシ冬芽
オオバヤシャブシ果穂
オオバヤシャブシの果実と果鱗
 根に根粒菌がつき、空中窒素を固定できるため、荒地でも育つ。火山の噴火後の荒地にはじめに生育したと報告されている。三河地域では非常に多く、また植えられることも多い。
 樹皮は灰褐色で、若い枝には円形の皮目が点々とつき、太くなると大きな割れ目がつく。葉は互生し、長さ6~12㎝の三角状卵形。葉脈がはっきりし、縁に鋭い重鋸歯がある。基部はやや円形で、左右が不揃い。雌雄同株。枝先から、葉芽、雌花序、雄花序の順につくのが特徴。雄花序は蕾のときは短く直立し、展開すると、長さ約5㎝になり、やや曲がって垂れ下がる。花粉は長さ約35μm、黄色。果穂は長さ約2㎝の長楕円形で、1個ずつつき、果枝が枝分かれしない。果鱗は長さ7~8㎜の扇形、黒褐色。果実(堅果)は長さ3~4㎜の翼果、両側に果実よりやや狭い翼がある。
 ヤシャブシは葉が小さく、雌花序が雄花序の下につき、果穂が2個ずつつく。果鱗が長さ5.5~6.5㎜。
 ヤシャブシの葉裏に毛があるものをミヤマヤシャブシという。
 ヒメヤシャブシは葉の幅が狭く、果穂が3~6個ずつつく。
[花期] 3~4月
[果期] 10~11月
[樹高] 5~10m
[生活型] 落葉高木
[生育場所] 山林、丘陵
[分布] 在来種(日本固有種)   本州(福島県~和歌山県)太平洋岸、伊豆諸島
[撮影] 蒲郡市  04.3.14
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