オカウコギ  丘五加木
[別名] マルバウコギ、ツクシウコギ
[学名] Eleutherococcus spinosus (L.f.) S.Y.Hu var. japonicus (Franch. et Sav.)H.Ohba
Acanthopanax japonicus Franch. et Savat.
ウコギ科 Araliaceae  ウコギ属
三河の植物観察
オカウコギの雄花序
オカウコギの雌花序
オカウコギの雌花の花柱
オカウコギの雄花の萼片
オカウコギの果実
オカウコギの葉
オカウコギ葉の鋸歯
オカウコギ葉の立毛
オカウコギ刺
オカウコギ
オカウコギ雄花
オカウコギ雌花
オカウコギ蕾
オカウコギ葉裏
オカウコギ葉裏の薄膜
 枝は灰褐色、惰円形の小さな皮目があり、刺がある。葉は互生し、掌状複葉、小葉は5個、頂小葉が大きい(長さがほぼ等しいとする図書もある)。小葉は質がやや薄く、倒卵形~倒卵状惰円形、基部は楔形。葉先端部に鋸歯があり、重鋸歯が混じる。鋸歯の深さにはばらつきがあり、浅い場合や、やや欠刻状の粗い鋸歯となる場合もある。中央の葉脈は上へ盛り上がる。葉の両面の脈上にまばらに立毛(毛状突起)があり、少ないものも多い。葉の裏面の脈腋に薄膜があり、わずかしかないものもある。葉柄の上面には明瞭な溝があり、葉と葉柄との境や葉柄に刺があることがある。雌雄異株。散形花序に淡緑色の小さな5弁花をつける。花序の柄は4~6㎝、葉柄とほぼ同長。小花柄は長さ5~8㎜。雄花は雄しべ5個、花弁が強く後方へ曲がり、上から見ると花弁がないように見えることが多い。雌花は花柱が2個、花柱の基部は合着し、柱状になり、花弁がほぼ開出する。萼は合着し、萼片は5個、三角状、花弁の間から萼片の先が少し出る。果実は密集してつき、直径4~6㎜扁平な球形、黒紫色。種子は長さ3~4㎜、長楕円形。
 ヤマウコギは葉が大きくて厚い革質で、葉に立毛がなく、裏面の脈腋の薄膜が目立ち、葉縁は低い鈍鋸歯。果実があれば小果柄が長く、果実が密集しないのでわかりやすい。
 ヒメウコギは葉裏に薄膜がなく、花柱が5~7個。
[花期] 5~6月
[果期] 7~8月
[樹高] 50~150㎝
[生活型] 落葉低木
[生育場所] 山地、丘陵地の明るい林内、林縁
[分布] 在来種(日本固有種) 本州(福島県以西)、九州
[撮影] 西尾市(幡豆町)  12.5.12
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