オガタマノキ  招霊木、小賀玉木
[別名] オガタマ、トキワコブシ、ダイシコウ
[学名] Magnolia compressa Maxim.
Michelia compressa (Maxim.) Sarg.
モクレン科 Magnoliaceae  モクレン属
三河の植物観察
オガタマノキの花
オガタマノキの花横
オガタマノキの花基部
オガタマノキの蕾
オガタマノキの花弁
オガタマノキの幹
オガタマノキ
オガタマノキ2
オガタマノキ葉表
オガタマノキ葉裏
 神事に使われ、神社によく植えられている。三河地域では刈谷市の野田八幡宮、西尾市貝吹町の長円寺などにある。豊橋公園にも樹齢が100年以上とされるオガタマノキがある。知多半島の常滑市の多賀神社の社叢(愛知県指定天然記念物 昭和48年11月26日指定)には60本以上のオガタマノキが群生している。
 樹幹は直立する。幹は暗褐色。葉は互生し、長さ5~12㎝、幅2~4㎝の長楕円形、全縁。葉表は光沢があり、深緑色、葉裏は白色を帯びる。葉柄は有毛、長さ2~3㎝。両性花。葉の展開と同時に開花する。葉腋に直径約3㎝の臭いのよい花を単生する。花被片は普通12個、全て花弁状、帯黄白色、基部が紅色を帯びる。果実は袋果が集まった集合果、長さ5~10㎝のブドウの房状、熟すと赤くなり、裂開する。袋果に2~3個の種子が入る。
 タイワンオガタマ var. formosana は八重山諸島、台湾、フィリピンに分布する。葉、花弁、萼の幅が狭く、花の基部が黄色を帯びる。中国名は台湾含笑(tai wan han xiao)。 2n=38
 カラタネオガタマ Magnolia figo は小高木。花が5~6月に咲き、バナナに似た良い香りがする。2n=38。紫色や赤色の強い園芸品種があり、変種も2種ある。
[花期] 2月中旬~3月中旬
[樹高] 10~30m
[生活型] 常緑高木
[生育場所] 暖地の海岸林、神社
[分布] 在来種(日本固有種) 本州(千葉県以西)、四国、九州、沖縄
[撮影] 西尾市貝吹町(長円寺)  15..3.9
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